ポジティブ・ノー・レジスタンス
短距離向きの性格というのはあると思います。 器用にあれこれこなすのではなく、これと言われたことばかりを徹底的に集中してできる。 そして、カーッと熱くなっていながら、どこか冷静なところがある性格だと思います。 よい流れは、全部がそろっていなければやってこない。 まずは素質、そして練習場所、指導者や練習方法などの環境、本人のモチベーション、 ビジョンと目的意識などが一つになったとき、きちんと結果が出るんですね。 「ポジティブ・ノー・レジスタンス」で、抵抗してもしかたないときは抵抗しない。 そして、そのことを肯定的に受け止めて、勝機を狙う気持ちを忘れない。 無抵抗だけれども諦めていない、ということが大事だと思います。 By高野進 (プロフェッショナル仕事の流儀11 File NO.33より)
2008.12.04