なぜこの仕事に就いたのか
自分でも不思議ですね。 大学を出て都市計画のコンサルタント会社に入り、その仕事をづっと続けるつもりでした。 青年海外協力隊に参加したのも、英語ができるようになることが目的でした。 結果的に、協力隊でフィージーに行ったことで、視野が大きく広がったと思います。 当時のフィージーは貧富の格差や人種対立がすごかったのです。 日本では考えられないような民族の抗争を目の当たりにしました。 また日本のこともたくさん知るようになりました。 現地の人によく聞かれたのが「あなたの宗教は何ですか」ということ。 知らなかった世界を見て、気づかなかった日本を知った。 それが原動力となり、この仕事を続けようと考えました。 By杢尾雪絵 (プロフェッショナル仕事の流儀12 File No.34より)
2008.12.21