colobockle note
▼良寛の四季@「初秋」
「ぬすっとに 取残されし 窓の月 良寛」
良寛様は、貧しく小さな庵(五合庵)で暮らしておりました。中秋の名月の頃でしょうか。五合庵に盗人が入ったのですが、盗まれる物が何もないことに気の毒に思った良寛さまは、そっと寝返りを打って布団を盗ませたという逸話があります。句はその時のものだと言います。
良寛さまのこの句と逸話は、良寛さまのお人柄そのままのように思います。
(創作人形:自作視聴覚教材「りょうかんさま」から)
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2008.09.14:アトリエ・コロボックルの森
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