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▼『宮大工千年の「手と技」』

一見、キャリアとは全く関係のない本の様子。しかし、作者が意図しているかどうか別として、まさしくキャリアを語った本である。
最終章の見出しは「天職は求めても得られない」
最終段落を抜粋させていただくと・・・
「自分の天職を見つけないといけないとも言いますが、天職なんて見つけようと思って見つけるものではないと思います。天職を探していても、探していなくても、もし、天職というものがほんとうにあるとしたら、天職のほうからやってくる。そういうものではないでしょうか。」
と締めくくられている。もちろん、努力なしにやってくるものではないことは、本書全体を読んで頂ければ分かること。
この本には「キャリア」という言葉は1回も出てこない。それゆえに、説得力がある。

著者: 松浦昭次
出版社:祥伝社
発行年月: 2001年 08月
定価: 1,600円
byムーミンパパ
画像 ( )
2004.12.06

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