年だからでなく年がいもなく

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大学の緩和ケア―センターで医師と話している時、在宅医療の話がでた
名取市に在宅医療に取り組んでいる医療社団法人「爽秋会」(岡部医院)という在宅医療に取り組んでいる会である
がんに関する本の中に結構紹介されていたので存在と活動について多少の情報は入手していた
一度近いうちに名取まで話を聞きに行こうかと思っていたが緩和ケアセンターの医師が、自宅にソウシャルワーカーを呼んで話を聞くことができると紹介してくれる

善は急げと思い、早速翌日自宅まで来てもらい1時間半にわたって話を聞く
「爽秋会」医師7名他看護師、作業療法士、ヘルパー、ケアマネジャーソウシャルワーカー、臨床心理士、薬剤師、鍼灸師など数十名がブロックごとにチームを組んでいるということ

医師や看護師の訪問回数や訪問時の援助のことなど具体的に細かく丁寧に説明してくれる
女房は自分が腰を痛くしたり、呼吸困難になったり痰の吸入行為など質問した
「腰を痛くしたときは介護保険を使って介護担当が責任をもつ」
「痰の吸引などは、患者の奥さんはできるようになっており、看護師が指導する、」と説明がある
その他の不安に思われる家族の対応策についても説明してくれる
要は「安心して自宅で命を全うできますよ、」ということである

「爽秋会」の理念もパンフに書いてあるが、名取のがんセンターに勤務していた岡部医師が、センターで見る患者と自宅で見る患者の生きている表情や態度の違いに気づき10余年前に立ち上げたと聞いた言葉が印象に残った

経費は4万円台とのこと

そして大学の緩和医療と連携をとり、患者の共有化を行っていること、そのために医学に関してのレベルの共有化も図っているとのこと
このことは
大学の緩和医療担当の医師も話していた。だから紹介してくれたのだろう

その後大学で主治医と「爽秋会」から説明を受けたことを話したら、「活用して下さい」とのこと
大学まで来られなくとも在宅医療に依頼して行う医療行為もあり逆のケースもあるという
主治医は、「抗がん剤は使えなくても、必要があるまで引き続き診療を継続し、診断をし、その情報を活かしていく」という。心強い話である

大学の緩和ケアセンター、在宅医療の良さ、特徴があるような気がする
患者側の希望と事情とで選択していけるのは望ましいこと思う

今回大学の緩和ケアセンターを紹介されたり、爽秋会の説明は受けたが、自分としては今すぐどうするこうするということはない

いまやるべきことに取り組むことが先決である
ただケアセンターと在宅医療の情報を得たことと、主治医も絡んでいるということを知ったということは、今やるべきことへの大きな力となりそうである

仙台にはこのほかに名取がんセンターのケアセンターやホスピスや在宅医療に取り組んでいる団体があり、全国的には終末期患者対策として進んでいるそうである

今回の投稿が,前回の緩和ケアセンターと合わせて、情報として何らかのお役に立てば幸いである

2011.06.11:choro:count(4,459):[メモ/健康]
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色々ご検討の様子拝見しました 
しっかりした情報を確認されたこと、流石だと思いました。
新しいモデルケースになるように思います。
有難うございました。
2011.06.13:niwa:修正削除
差額ベッド代
昔ベストセラーになった山崎章朗の「病院で死ぬこと」「僕のホスピス1200日」を読み返していますが4,5年前の聖ヨハネホスピスでは差額ベッド代を1万円から2万円の間でとっていたような
記述があったような気がします
東京の場合私大も同じかもしれませんね
2011.06.19:長朗:修正削除
▼コメントはこちら 勉強会でも飲み会でもいいですから、皆さんでお話あいしてみたいですね 面白い意見が出てきそうです

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