年だからでなく年がいもなく

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3月9日にハーネル仙台で開催されました
主催者 キャリア・コンサルタティング協議会
出席者180名

「午前の部」 10:00〜12:00                 ( 無料 )
シンポジューム「社会が求めるキャリア・コンサルタントのチカラ」
〜昨年度の実態調査から考察するキャリア・コンサルタントの現状と、平成20年度に予定されている技能検定化に対する展望〜

パネリスト:厚労省職業能力開発局キャリア形成支援室長 田中 敏章
      東京成徳大学大学院教授          石崎 一記
      財団法人社会経済生産性本部        大山 雅嗣

「午後の部」 13:00〜17:00             ( 参加費3000円 )
13:00〜14:00 基調講演 「若者者支援現場とキャリア・コンサルタントの役
割」
                 石崎 一記 先生
14:00〜17:00 シンポジューム「若年者支援現場でキャリア・コンサルタントに
求められる能力とは」
         パネリスト 石崎先生 大山氏
         事例提供者 森川 玲子(聖和学園短期大学)
               松井 直美(せんだい若者サポートステーション)
「所感」
大会の目的は今年度から導入される「ジョブ・カード制度」の普及と「技能検定化」について厚労省から説明することにあったように受け止めました
「ジョブ・カード制度」というのは母子家庭の母親や子育てが終了した専業主婦、そしてニートなどの研修、教育を受けていな求職者への不公平さをなくするための制度です

企業内での仕事中心の研修や大学などでの講座受講も含まれます
求職者に対してキャリア・コンサルタントがはじめと終わりに面談をし、キャリア形成についての認定をしてやるのです

そのキャリア・コンサルタントの質にばらつきがありキャリア・形成の公的認定を行っていくためには今まで民間の団体で認定してきた資格でなくあらたに「技能検定試験」を行って認定し、ジョブ・カード制度の実務に携わるように持っていこうとしているのです

・技能検定試験の内容が民間で行っていた資格試験よりも質の向上につながるような内容になるのか
・キャリア形成プログラムが採用側のニーズを満たすだけの内容になりうるのか
・求職者や求人側が納得できるような評価基準の内容が作成できるのか
などまだはっきり見えない部分が多いと思います

制度が求職者にたいして就職できるまでの実際的な推進力となるまで、どこが主力になって取り組んでいくのかもよくわりません

またいままで高いお金を払って獲得した資格の位置づけも不明確になりますし、「技能検定試験」でキャリア・コンサルタントとして認知されるのであれば、今後は民間の資格取得希望者が減少していくことも考えられます

キャリア・コンサルタントに対する認知度はまだまだ低い位置にあります
今回の「技能検定試験」と「ジョブ・カード制度」によってキャリア・コンサルタントの認知度が高まり活躍できる場が広まればいいのですが、今のような取り組みかたではあまり期待できないように思われます




2008.03.12:choro:count(2,312):[メモ/キャリア]
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▼コメントはこちら 勉強会でも飲み会でもいいですから、皆さんでお話あいしてみたいですね 面白い意見が出てきそうです

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