年だからでなく年がいもなく

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「意味の共感」というのはどういうことを指すのでしょうか

先日のメールの10、11で「意味の共感」とは「自分自身の人生をどのように打ちたてていくかを一緒に考える」と述べられていました
ここから入っていくとすれば、自分自身の人生を考えるにあたってまず必要とされるのは「自己理解」かと思います
自己理解を行うためには「振り返り」「棚卸」を行いますね
過去の振り返り、棚卸から、どうして自分の将来への道しるべのようなものを見出していけるのでしょうか

再就職支援セミナーで、振り返り、棚卸のワークショップを行っても、過去の事実の羅列はできてもそこで終わってしまう人が沢山います。職務経歴書を書かせてみると、事実の羅列で終わってしまうのです

過去の出来事を振り返ることから将来の道しるべを見出してくれるよう、振り返り、棚卸の作業を行うまえに次のようなことを話しております

まずは「過去と他人は変わらない]というお釈迦様の言葉言葉がありますが、「過去と他人は変えられないが、過去の見方を変えていけば、自分と未来は変えられる」という風に解釈して受け止めてみてください。
見方のほか、意味づけ、解釈という言葉も使います

次いで
『「自分の過去を検証し、現状を把握したうえで、これから自分はどう生きていきたいのかじっくり考えましょう」

出来事(エピソード)を整理しまとめてみることが重要です
『事実の裏には必ずあなたの感情が潜んでいます。それぞれの経験の中で自分は何を感じたのか、
苦しかった経験は?何故そう思ったのか。自分が楽しいと感じる事には共通項があるかどうか、自分の得意なものは何か、いつごろからそう考えるようになったのか、不得意だったのは何か、なぜそう思うようになったのか』と自問自答してみてくださいと話してみます

そして
『「今まで働いてきた(生きてきた)自分」と「これから働いていく(生きていく)自分」についての認識と整理をきちんと行いましょう

出来事(エピソード)をひとつの物語として思い出し、その意味するところを整理して見てください

出来事(エピソード)が自分にとってどんな意味があるのか、今の自分を形作っている何かとつながりをもっているのか考えてみてください
そのような作業から、新たな自分を知り、将来のやりたいことを発見していけるはずです。
作業を行うにあたっては自分自身を肯定的に見ることが大事』とも要約して話してみます

振り返り、棚卸の作業を行う際、その中に「意味を見出す」ということを示唆しています
カウンセラーとしてクライアントが見出した意味に共感することからキャリアカウンセリングが始まるような気がしているのですが確信の域まで到達していません

まだ良く分かりませんが、キャリアカウンセリングで上記のような問いかけをしながら傾聴の技法を使える場面ではないかと考えています



2007.09.30:choro:count(451):[メモ/キャリア]
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▼コメントはこちら 勉強会でも飲み会でもいいですから、皆さんでお話あいしてみたいですね 面白い意見が出てきそうです

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