年だからでなく年がいもなく
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熟年離婚(立正大楡木教授)・2
●離婚に関する心理的影響
(1)双方への影響
1)精神的健康に対する影響
1・離婚者と既婚者の比較
・自殺率、うつ状態発生率、精神病罹患率、身体的慢性疾患罹患率が大と
なる
2)離婚後は
1・精神症状 − 不安、怒り、抑うつ、孤独感
2・身体症状 − 不眠、生理不順、食欲不振、体重の増加
3)男性と女性の間でどちらがより大きな影響を受けるか
1・女性のほうが男性よりも受ける影響は大きい
経済的・精神的ダメージ、子どもを抱えながらの就労、教育
2・しかし、女性の方が男性よりも、自己評価、自尊心は高く、生活適応力は高
い
3・一般に、性差よりも離婚を言い出したほうが、離婚後の生活満足度が高く、
再婚しやすい。
4・離婚を言い渡された方は不安、抑うつ感や不振に悩み、アルコール依存症
や、糖尿病になりやすい
5・離婚後の恨み − 女性の半数、男性の3分の1が持つ
6・離婚後の孤独感 − 15年後 〜女性の3分の1、男性の4分の1が持つ
●離婚が母子家庭に与える心理的ストレス
○結婚前の意識内に「結婚とは何か」を考える余裕がなく結婚していた
(1)喪失体験
1)いままでの夫(父親)がいなくなり、生活パターンの変化に伴う環境から
の喪失体験、子どもが幼い場合には離婚の事実を子どもに知らせていないケ
ースもあった
2)否定的感情:悲しみ、虚しさ、裏切られた怒り、自信喪失
3)肯定的感情:夫の束縛からの開放感、自由さ、自分だけで決断できる、母
親と父親との県下を子どもに見せずに済む
4)母親自己像の変容
生活のはりの喪失、女性としての自尊感情の減少、自己肯定間(−)
5)母親の就職、資格取得、
子どもを抱えての仕事は、子どもとの時間が少なくなった
他の仕事への参加は離婚の喪失感を和らげてくれる〜立ち直るきっかけと
もなる
(2)子どもに対する影響
1) 子どもへの関心の減少 〜 母親は自分の問題処理で手いっぱいになる
2) 無気力、子どもに依存 〜 母親は家事をする気力の喪失、実家や友人
に頼る
社会からの孤立、子どもに不相応の相談を
持ちかける
逆に子どもに孤立感を持たせたくないと過
保護、過干渉
3) 思春期時代の子どもたち 〜 子どものほうから離婚の事実について尋
ねるのを避けたがる「腫れ物」にさわる
よう
(3)老親への罪意識 〜 今まで結婚式や七五三などで老親からの期待にこたえ
られないことに対する罪悪感
○長山(注)
一般論ですので読めばそうかなと思うだけかもしれません(参考になる部分あ
りましたでしょうか)
私としては最低限での個別のケースでの学習をしてみたいと思います
特にDVになると私は女房に手を上げたことがないので「シンジラレナーイ」
です。子どもの虐待問題もそうですね。 以上で終わりです
2007.02.02:
choro
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