年だからでなく年がいもなく
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熟年離婚(池内ひろ美)
熟年離婚
「池内ひろ美」さん(これまで9千組近くの離婚相談を体験)の某雑誌に掲載された記事です
○ 熟年離婚は大変。基本的には私は反対です
・1985年あたりから婚期20年以上の夫婦の離婚件数は増加、そして2003年からは減少しているのが現状。離婚申し立ては妻側からが95%。
・離婚件数は減少していくという明るい見方があるが、池内さんはそうはみていない
・理由は07年4月に施行される専業主婦の「年金受給件分割」を妻たちが待っているから
・池内さんは月に80名ほどの相談を受けているそうですが、02年頃から年金分割に関する質問が出始め、「5年後に離婚するために」と妻たちが着々と準備を進めている姿を見てきた
・07年から、団塊世代の定年退職が始まり、退職金という目に見えて分りやすい財産の分与を望んで離婚する妻が増えるのも必至
・熟年離婚は昔からあったものですが、今の時代に一気に増加、また注目を集めるには、団塊世代の女性側の権利意識の強さがある。男女平等という教育を受け、また実行も
してきた世代ですから夫婦が働いてこられたのは私が家庭を守ってきたからだ」という主
張が強いから
○仲のいい夫婦の共通点は、お互いに自分の世界を持っていることです
・離婚後。「こんなはずでは」と後悔する人もいる
・離婚後の状況を具体的に考えることが必要。ストップがかかるケースもある
・分割された年金だけでは生活できないから、仕事が必要に「なります。50代、60 代のパート
収入は月平均8万から10万程度
・「妻」という役割をおりることで自由になるが、何の役割も求められない「孤独」が訪れる
○関心持つけど干渉しない。これが目指す理想形
・それぞれが自分の世界をもっているといい
●熟年離婚の主な原因
1:妻の浮気 2:浮気 3:お金 4:暴力 5:嫁姑、舅問題 6・ライフスタイルの違い
7:セックスレス 8:積み重なった不満
○理想のスタンスを築くためのポイント
1:「有難う」を言う。気持ちを込めなくても構いません。ありがとうと言葉にされて怒る人はいません
2:妻に対しては「かっこいいね」夫に対しては「カッコイイわ」と声をかける。これは「私はあなたの味方
です。ただ気をつけるべきは「美人だね」「綺麗だね」、夫には「立派ね」とは言わないこと。どこが?
嫌味に取られることもあるので注意です。
3:「お父さん」「お母さん」など役割で呼ばないで。あくまでも名前でお互いに呼び合いましょう
4:優位に立つことにこだわらない。心の中も含めて勝ち負けを競ったときから夫婦は崩壊に向かって
進んでいきます
○こうしたスタンスを取ることが出来れば、誰よりも自分が楽で楽しくなれると思います
○周りから見て素敵に見える夫婦が、“素敵”なわけではありません。相手を思いやりながらも自分の世界を持つ。そんな心地よい状態こそが、理想のスタンスだと思います
2007.01.30:
choro
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▼コメントはこちら 勉強会でも飲み会でもいいですから、皆さんでお話あいしてみたいですね 面白い意見が出てきそうです
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