年だからでなく年がいもなく
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映画「シングルマン」
1962年のアメリカのある街に住む50代のホモの男性の愛と葛藤の「人生の一日」を描いた映画
ゲイのパートナーであるが恋愛映画である
主人公は16年間同棲していた恋人を交通事故で亡くした
主人公の心の痛みは深く、心の傷と悲しみは深まるばかり
そこで彼は決断する
勤めている大学の研究室の中を整理し、貸金庫の中身を空にして、自分の死に衣装まできちんと揃える
彼はピストルで自殺することを決めたのだ
だから描写される一日は「人生の一日」でなく「最後の一日」といっていい
その一日を独特な映像と音楽で淡々ときめ細かく描いていく
腕のいい職人芸を観るような美しさであり、画像の切り替わるテンポも小気味よい
監督は世界的に有名なファッションデザイナーであり、異業種からの初参入
主人公を演じたコリン・ファースの繊細な演技もあり、主人公の孤独感や悲しみがひしひしと伝わってくる
(コリン・ファースはこの映画でベネチア国際映画祭の主演男優賞を受賞している)
映画全体に独特の美しさが張り詰めていて、質のいい小説を読むような気持ちにさせてもらえる
エンデングの字幕が出ても20人くらいおった観客は誰も席を立たない
観終わったあと孤独感や切なさのようなものが残り続ける
ホモの世界の描写も自然で美しく切ない
観終わったあと女房は、「主人公の心の痛手は奥さんを亡くしたからだろうと思っていた」と語る
そう思ってしまうような描写であった
帰りの車中、人が人を愛すること、孤独などについて思いを巡らしていた
2010.11.19:
choro
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美しい60年代
しばらく前に、ジュリアン・ムーアに惹かれて観ました。
ゲイものとは知らなかったので、冒頭からあれっ、という感じでしたが、アーティスティックに作りこんでいて他の映画とは一線を画していました。
印象に残る作品となりました。
2010.12.05:こもれび:
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ジュリアン・ムーア
お久しぶりです
お変わりないですよね
今回の元妻役もはまり役のような感じでした
独特の孤独感をうまく表現していました
「ブギーナイツ」に出演していましたよね
2010.12.05:長朗:
修正
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▼コメントはこちら 勉強会でも飲み会でもいいですから、皆さんでお話あいしてみたいですね 面白い意見が出てきそうです
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