年だからでなく年がいもなく
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お盆休み(墓参り)
13日は家族7人で1台の車に乗り、女房の実家がある寒河江まで墓参り
1台の車に家族7人が乗って移動するのはこれで何十回目になるだろうか
一番遠くまで行ったのは還暦祝いをするために、フェリーを使って札幌の娘家族を訪ねていったときである
特別な話をするわけではないが、車窓からの景色をながめながら同じ時間を共有する7人
密室となる車の中での家族の触れ合いは一味違った濃さになる
孫は車に乗るとばあばあとべったり、ばあばあも猫可愛がりという時期が数年続いた
その孫も反抗期に入ったのだろうかあまりしゃべろうとはしなくなった
自分のウオークマンを車のスピーカーにつないで、曲に合わせて歌ったりリズムに合わせて上体を揺らす
じいじいとばあばあは孫の成長を確かめるように最後列でそれを見聞する
寒河江で義弟家族4人と合流しお寺へ向かう
今年の4月に義母の一周忌でお寺へ行ったので、3ヶ月余後の墓参りである
高齢の親の所在が不明というニュースのように、家族の関係が疎遠になっているといわれる
日本の社会で大事なものが壊れてきている
難しいことはさておいて、まずは自分の家族の絆は強くしていきたいものである
墓参りをすることで、命のつながりに思いを馳せ、自分と家族の関係に思いを及ばせることができるのではないか
中2になった孫も葬式から続いての2回目の墓参りなので場慣れした感じである
多感な時期、人の死にかかわる行事に参加して何かを感じてほしいと思う
8月初めの秋田での墓参りから続く墓参りである
年老いたことと、ガンで死が身近に感じられるようになった今、墓参りは今までとは違った意味合いをもつ
心の区切りをつけておきたいという思いが墓参りに駆り立てる
心に浮かび上がる想いをそのままにつぶやかせてもらった
墓参りのあと義姉宅を訪問
亡くなった義兄の仏壇を拝ませてもらう
子供達は夏休み、冬休みのたびに義姉宅で数日間お世話になった
墓参りがあっての再会であった
よき墓参りであった
2010.08.17:
choro
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