年だからでなく年がいもなく

加入しているコープ文化鑑賞会で森山良子のコンサートツアーが「ロマンチックな衝動」といううタイトルで開催された
会場の東京エレクトロンホール宮城は熟年者で満員

森山良子は昔から知ってはいるが、数曲の歌を通してである
音楽家としての彼女の活動については全くといっていいくらい知らない

このコンサートでも「この広い空いっぱい」で始まり、途中に「恋は水色」「さとうきび畑」
「涙そうそう」が入った
これ以外に知っている曲は3，4曲であとは知らない曲ばかり
新曲も多いと自ら紹介していた
古い歌にしがみつくのではなく、新しい歌の世界に挑戦して森山良子

彼女は今年で61歳になるという
孫がいてもうおばあちゃんなのだそうだ
その彼女が専属のバンドを従えて舞台狭しとばかりに新しい曲を次々と元気に歌いまくる
孫がいるおばあちゃんとは見えない
元気すぎてまぶしいくらい
「ロマンチックな衝動」とはこのことか

「さとうきび畑」などを歌う森山良子と他の新しい歌を歌い上げる森山良子は別人のような感じさえする

おばあちゃんになっても元気で新しい歌をうたいあげる姿に会場の熟年者たちは手拍子を合わせながら楽しむ

還暦を過ぎてますます元気そうに歌う彼女の姿に自分の姿を重ね合わせて、元気を貰っているのかもしれない

それはそれで素晴らしいことである

でも私にとっての森山良子は「この広い空いっぱい」の森山良子なのである
それでいいのだ

2010.05.31：choro：count(1,964)：[メモ/生活]
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