年だからでなく年がいもなく

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NPO法人「ガンの患者学研究所」主催の大会が仙台国際センター会議室で開催された
 ガン患者学研究会は川竹さんという方が立ち上げ、全国組織になっている
東北地区には仙台、青森、秋田、山形に支部があり、毎月1回会合を開いている
年会費 12000円で月刊誌「いのちの田圃」が配布される

川竹代表はNHKのディレクターをやっているときに、自らの腎臓ガン発病を契機にガン自然退縮の研究を開始しNHKスペッシャル「人間はなぜ治るのか」を製作した
「ガンは3大療法に頼らずに、自分で作った病気だから自分で治せる」ということを主張してその実践普及活動を行っている

時間 11:00〜17:30 参加料 4000円
参加者 約300人

内容 川竹代表の話 仙台で自助治療で治した患者と治しつつある患者 10名の話
   新潟大学院教授 安保教授の「ガンほど簡単な病気はない」の講演

川竹代表の話のなかで下記のような言葉が印象に残った
「今の医療の現場でこの治療法でガンが治りましたと言える患者は1人も居ない。この研究会の治療法で治った患者は300人いる」
「3大療法と研究会で勧める治療法を併用して治った患者は1人も知らない」
「良心のある医者は悩んでいる。その悩める医者を救ってやりたい」
「仙台は医者信仰の強い土地柄」「医者に頼っても解決しない」などなど

2年前から会員になっていてこのような言葉には慣れているつもりであったが、直接聞くと相当に刺激的に聞こえる
初めてこの言葉をぶつけられた患者は戸惑いを感じるかもしれない

安保教授の講演は初めてであった
ガンの話というよりも、病気の成り立ちを解明していくという視点から、自律神経、交感神経、副交感神経、白血球、顆粒球、ミトコンドリアなどをキーワードにして訛り(青森弁)とユーモアを交えての話であった
ガンに関しては前回のブログに紹介した「ガンとわかったら実践すべき4ヶ条」に要約される

治った患者さんの話は前に聞いていたり読んだりしたことがあったので馴染みのあるものであった
医者から見離された患者さん、3度も再発を繰り返し患者さんの体験談を直接聞くことは、初めての患者さんにとっては心強い話として受けとめられたことと思う

治った患者の共通項としては下記のようなことである
・ ガンは自分で治せると信じている
・ ガンは生き方を変えるチャンスだと思える
・ 現代のガン医療の常識にとらわれない などである

この会では「ウエラー・ザン・ウエル」ということも唱えている
ウエラー・ザン・ウエルとは、ガンをただ治すだけでなく「ガンになる以前にまして、心身共にいっそう健康で幸せな人生を送る」という意味
会はすべての患者さんが、そんな新しい人生を実現できるよう、共に学び、共に支えあってゆくということで運営されている

また日本ウエラー・ザン・ウエル学会という医師を交えた学会をつくり、医療現場との共通項目を作り教科書の盛り込むことなども目指しているようである

共通項を見つけて医療変革を探していくという趣旨に沿って、治った患者から学ぶことやデーターの蓄積、手術や放射線治療、抗がん剤中心の今のガン医療の問題点を指摘することなどに取り組んでいると聞く

私がこの会の存在を知ったのは手術をした後で、抗がん剤治療を受けている最中であった

趣旨に興味を感じてすぐに入会し、月刊誌を毎月読みながら2回ほどセミナーに参加してみた
入手した情報を頼りにして、食事療法と運動療法の実践に入った
凡事徹底で玄米菜食とウオーキングやスイミングを継続し、仕事も8割方減らした

昨年の8月CTで9月MRIで再発の疑いが指摘されたが、10月から影が消えてくれた
2年生存率20%といわれるすい臓がんで術後2年経過してくれた

継続してガンについて学習しているが、川竹代表の「ガンは自分で作った生活習慣びょうだから自分で治せる」という主張は実践をとおして体の中に浸透してきているようである



2009.07.19:choro:count(1,771):[メモ/健康]
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▼コメントはこちら 勉強会でも飲み会でもいいですから、皆さんでお話あいしてみたいですね 面白い意見が出てきそうです

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