年だからでなく年がいもなく

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○○駐屯基地で任期制隊員を対称にして「ライフプラン」の研修を行った
任期制とは自衛隊が若い兵隊を確保するための制度である
高卒者を対象にして2年単位で契約し、自衛隊に残りたいという隊員には3年目以降から陸曹の試験を受けさせて合格者を自衛隊に正式採用するのである
狭き門で合格率は志願者の5%くらいである
不合格の場合は民間に出るか、翌年受験するかという選択を行っていく
陸曹試験を希望しない隊員でも最高で3期、6年は残っておれる制度である

今回は2年経過して3年目に入る隊員が対象で、陸曹を目指す人と民間に出る道を選択した21歳くらいの任期制隊員28名

プログラムは
・ライフプランの意義と重要性
・キャリアプランの作り方
・ライフプランの作り方
などであるが、眠らせないように講義を進めていくことが強く求められる
毎日の体を使っての訓練で疲れがたまっていて座学だとどうしても眠くなり勝ちになるのである
ということで眠らせないようにアセスメント(査定)やワークショップ(作業)や体験学習などを多めに組み込まれている
最後は作成したライフプランを基にしてのグループ討議なども行っている
まとめとして
気づいたことと今後の人生に対する決意表明を記入させ、援護センターへ提出させる

援護センターが窓口になって研修を企画実施しているが、若い隊員のこれからの進路選択や自己研鑽をサポートするためのライフプラン研修という狙い
任期制を経験した若い隊員が自衛隊に残っても民間にでても、より豊かな人生を送れるように国として支援することが決まり全国的に平成16年から始まった研修である

若い隊員のお役に立てるように2日間懸命に取り組んでみたが、意図した内容が十分に伝えきれなかったという思いがある
気づきと決意表明が記入された提出書類の内容を読むと、若い人たちは自分に関心があることにしか反応していないことがわかった
人生観や価値観、仕事観などにはこちらが思っているほど関心はもっていないようである
もっと若者が持っている関心からライフに関する話に持っていくように工夫すべきであった
進め方も講義調でなく、もっと的を絞ってわかりやすく話すべきであった
反省することが多い研修ではあったが眠る隊員も少なく、まじめに参加してくれたのでやりがいを感じながら進めることができた


初日は9時から5時まで、2日目は8時から3時までという長時間にわたる研修であった
立ったままの2日間の講師役は肉体的にはきつかったが、若い人たちを前にして生きるということを中心にして多くの話ができたことについて感謝である



2009.06.05:choro:count(2,226):[メモ/キャリア]
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