年だからでなく年がいもなく

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先ほどマラソン名古屋大会の実況放映があった
昔、名古屋支店で3年勤務したが、名古屋大会があるときは年度末の予算締めと、来年度の計画作りで休日出勤していた
マラソンコースが会社の近くだったので、毎年仕事の手を休めてコースまで観戦にいったものである
ということで名古屋大会のテレビ放映は毎年見るようにしている
観ていると、20年くらい前の自分の働いている姿が思い出されてくる
単身赴任だったので、札幌にいる子供たちに電話しておいて、カメラが写しそうなところで大きく手をふったりして・・
くだらないことのようだが、当時の生活全体が懐かしく思い出されるのである

今日の大会は見ごたえのある内容であった
優勝した藤永選手は天才少女といわれ、高校生の時に5000メートルでバルセロナの世界大会に出場した選手であるが、その後怪我などもあって恵まれない選手生活を送っていたそうである

普通の女の子になろうとして大学に進学し、現在資生堂の陸上部に所属しているそうであるが選手として目立った成績を残せず苦しんでいた
世界大会に出てから10年目になる。27歳である
その選手が紆余曲折を経て今回初めてマラソンに挑戦し見事初優勝を勝ち取ったのである

今日のレースでは二度ほど先頭集団から離されかかったが、驚異的粘りを発揮して二度とも追いつき、最後はトップでゴールインした
ゴールした後のインタビュで答えている
「スタッフの指示を信じて走った、自分に大丈夫と言い聞かせながら走った、笑顔でゴールに飛び込む姿をイメージしながら走った、今まで自分を応援してくれた両親やスタッフ、そして応援してくれる観客に感謝しながら走った」と
興奮冷めやらぬ間に、冷静に自分の言葉でしっかりと話す態度はこれからの成長を期待させるものを示してくれていた

マラソンはよく人生にたとえられる
藤永選手のフォームを解説者は、「最後まで腰高で安定している。肩の振れがぶれない」という
生き方でいえば、自分の生き方の「軸」をしっかりともって、ぶれない、ということか
明るく飛び込むゴールをイメージして自分を信じてマイペースでねばりこっく走る姿は、人生の生き方イメージさせてくれる

30キロでスパートして1時トップにたったが敗れてしまった新谷選手は悔し涙でコメントも語れない状況であったが、変わって語った小出監督の談、「勝ちを急ぎすぎた」
新谷選手はまだ21歳である。貴重な経験をしたのである



2009.03.08:choro:count(1,220):[メモ/生活]
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