年だからでなく年がいもなく
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心が温かくなる話
先日河北の声の交差点という読者の投稿欄に「ホカホカの娘、夫と取り合い」(33歳の主婦)と題して下記のような文が載りました
『最近、若い人の間でも湯たんぽがはやっていると聞いた。確かに電気製品と比べると、家計にも優しい。
一石二鳥とはまさにこのこと。ちなみにうちにも湯たんぽに代わるものがある。
それはずっと冷めることなく、通常のものよりサイズもお得で、さらには手触りも最高ときている。
夜の11時ごろ、わたしと夫は寝室へと向かう。すでにベッドの真ん中には暖かい湯たんぽが寝息をたてている。
入りたての布団なんて冷たいもの。ここでわたしら夫婦の、壮絶な取り合いが始まった。
本当にただの湯たんぽならば強引に奪えば勝ちだけど、自分の意思というものがあるからややこしい
あの手この手を使って、まな娘をおびき寄せようと努力する。いつも頑張っているものの、大半は夫に持っていかれる。
ホカホカの娘を抱きしめながら、心地よさそうに眠る夫がうらやましい。ひとりぽっちの布団が温まるには、まだまだ時間がかかりそうだった』
何気なく目にして読んだら心が湯たんぽのようにホカホカになりました。一日もちました
いい家族だなー、ホカホカ娘はきっと幸せになるだろうなと思いました
下記の歌は「楽しみは」〜 橘曙覧(たちばなのあけみ)・独楽吟の世界という本に載っていた歌です
新井 満 (著者は「千の風になって」の著者でもあります) (講談社)
たのしみは
衾(ふすま)かづきて 物がたり
いひをるうちに
寝入りたるとき
「小さな子供を寝かしつけるために。掛け蒲団をすっぽりかぶって、「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが・・・」などと噺をしているうちに、いつのまにか子供も私もすっかり寝入ってしまった。いやはやなんとも。ああ、しかしこんな時なんだよ。なんともいえず楽しく幸せな気分になるのは」
昔味わったことのある懐かしい温かみです
楽しみや幸せ感は日常の生活の中にさりげなくあるのですね
2009.02.08:
choro
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