年だからでなく年がいもなく
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「就活のバカヤロー」その2
著者はその1に掲載したように下記のように述べている
・学生はマニュアルに洗脳されず、もっと自分をさらけ出せばいい。自己分析をする時間があったら、もっと未来のことを考えるべき「今までバカな学生でしたけど、これから成長したいと思います!」
と話せばいい。学生には腹から出た言葉で就職活動をしてほしい。その人がどんな人なのか?それが、魂のこもった言葉と雰囲気で伝わればいい
この記事を読んだとき、産業カウンセラー協会の全国大会で講演した渡辺三枝子氏の基調講演の内容を思い出した
機関紙「産業カウンセリング」から抜粋しみる
2008.7・8号(No253)
「産業界との協働関係の深化を求めて」基調講演 渡辺三枝子氏
9P、10p
この間もこんなことがありました。
「自己分析ができないんです。だから、教えてください」
「どうしてそんなに自己分析にこだわるの」
「自己分析ができなければ就職セミナーにも行けないでしょう。会社訪問にも行けない」
「だれがそんなことを言ったの」
「就職活動はそういうものでしょう」
「それをどこで聞いたの」
「しかるべきところで聞いた」
というのです
私は言いました。
「ちょっと待って、どうやったら自己分析やったことになるの」
心理検査をやるんだとか、エゴグラムをやるんだとか言い出しました。
「受けたことはないの?」
「受けたけれども分からない。やればやるほど分からない」。
これは何かな。こういうことがいろいろな大学でおきています
学生は産業界についての知識も無く、教員が古いとか、親が古いとかいわれています。最後に行き着くところは企業はどういう人材を求めているか。求める人材像の話を聞けばいいのではないかとおっしゃる。私は「求める人材なんて分かるんですか。その人材像は5年間もちますか」とあえて聞きます
▲その1に引き続いて「自己分析」について考えさせられます
就職試験を受ける側と、採用側の実態についてもっと知ることが必要と思います
2009.02.07:
choro
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