年だからでなく年がいもなく
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術後1年7ヶ月目の外来診察日
11月10日の外来診察日でCTとMRIで疑いが出た映像部位に造影剤を注入しての
エコー検査を行った
主治医の外科の先生立会いの元、内科の先生達がエコー検査をしたが、何もガ
ンらしきものは発見できなかった
同じ日に3ヶ月に1回行うCT検査をしていた
今日(8日)はその結果について申し渡される診察日である
万が一を考えて、女房同伴で臨んだ
9時に採血したあと待つこと2時間、コールされて入室
いつもの通り「その後体調の変化はありませんか?」から始まる
「お蔭様で順調です」・・・
ここで会話が途切れる
「先生、先月のCTの結果はどうでしたでしょうか?」
「異常なしでした」・・・・
「8月のCT、9月のMRIにでた陰はなんだったのでしょうか?」
「わかりません」・・・
ガンが疑わしと言う所見が出たときの先生の賑々しさが妙になつかしい
こちらの頭が真っ白になっているというのに、次の抗癌剤投与などを話してい
たのですから・・・
今日の患者と先生の話は、たんたんと進み、わずか5分で終わる
これでいいのです
この会話をあと41回続ければ、5年生存ラインををクリアできるのです
「先生少し早いですが、良いお年を!」といったら、にこっと笑ってくれた
今晩は女房と19回目(1年7ヶ月)の祝杯をあげることができる
2008.12.08:
choro
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