年だからでなく年がいもなく

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脚本家(渡る世間は鬼ばかりなど)の橋田壽賀子さんが、 PHP11月号わた
しの見方・考え方で下記のように述べている

『もともとは他人だった2人が共に生活を営む。いろんなことがあって当たり
前です。愛し合ったり、すれ違ったり、ぶつかり合ったり。それでも一緒に歩
いていくのが夫婦というもの。せっかく一緒になったのですから、簡単に別れ
てしまうのはもったいないと私は思います。

それは簡単に人生の思い出を投げ出してしまうことと同じ。互いにもう少しだ
け歩み寄れば、きっと取り戻せることがある。そして、その主導権を握ってい
るのが妻であることを忘れないでほしい。

 夫に優しい言葉をかけてあげてください。美しい敬語で呼びかけてください。
「おかえりなさい。お疲れでしたね」「夕飯は召し上がりますか」。たったそ
れだけの言葉で、夫は救われるのです。

 そして夫に何かをしてあげたいという気持ち。その気持ちを大切にすること
です。「もっと家事を手伝ってほしい。もっと子育てに協力してほしい。もっと、
もっと」。

 あまりにもしてほしいことが多すぎませんか。してもらうことばかりを考え
ずに、してあげることを探すことです』

△橋田さんは80歳を超えたそうです。夫婦ってなんだろうか。80歳を超えて
見えてきたものを、ご主人の思い出と共に「夫婦の格式」という本にしたそ
うです

△80歳を超える古い世代の女性の考えること、と切って捨ててしまいたいとい
う思いに駆られる方もいそうな気がします

△主導権を握っているのは妻、少しだけ歩み寄る、優しい言葉をかける、何
かをしてあげたいという気持ち、などなどの言葉の実行は無理という声も聞
こえてきそうな感じ

△でも彼女は実行してきたのですね

・「この人のために何かしてあげたい」という思いから、脚本家として仕
事が増えてきても、ご主人の前では原稿用紙を広げなかったそうです

・結婚ご2年間くらいは頭にくることがしょっちゅうありましたが気づいた
そうです「この人はわたしにしか当り散らすことができないんだな」
「外で戦っている分、わたしに甘えているんだな」と。だったら妻である
私は主人の心を包んであげる義務があるんだと。妻の態度や考え方次第
で、夫というのは優しい気持ちになれる。

△以上のような生活体験から彼女は要するに家庭の空気を作っていくのは女
なんだと気づきました
それに気づいたとき、彼女はホームドラマが書けるようになったのだそうで

結婚生活が、彼女に沢山の作品をくれたのだそうです

▲「見方、考え方をちょっと変えてみたら、ひょっとしたら自分もわが家のよ
り良きホームドラマの脚本を書いて演じることができるかもしれない」、
と思い込んで、夫婦、家族、嫁姑、などを見直してみたら・・・どうなる
でしょうか

2008.10.24:choro:count(1,316):[メモ/キャリア]
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