年だからでなく年がいもなく
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術後1年4ヶ月後は・・・
毎月の外来日である第一月曜日の1日に大学病院へ行ってみた
顔をあわせるなり、主治医が先月撮影したCTのコピーを見ていった
『放射線ドクターのコメントに「小吸収域が出現していて、転移の可能性を否定できない」とあります』
「検査の必要がありますからMRIをやりましょう」「1番早い予約で19日で
すが、ご都合いかがでしょうか」といつものとおり事務的に話を進めていく
「先生、転移の可能性は高いのでしょうか」「検査してみなければ何ともいえません」
「MRIで疑わしいとなれば、すぐPETをやります」「抗癌剤は・・・・」
どんどん話は進んでいく
ああ、やっぱり転移かー
心配していたことが現実になって頭が混乱する
初めてガンだ、といわれた時も頭が真っ白になり、目の前の景色が別世界のよ
うになるのを体験した
転移が疑われる、といわれてまたまた頭が真っ白になる
膵臓ガンがしつこいし、たちが悪いといわれているのは知っているが、自分だ
けはなんとか逃れられないかと甘えの気持ちが芽生えていた
ガンですといわれた時は、まずは手術があるではないかと思った
8時間の手術が終えた後に、これでなんとかなるのではないかというかすかな
望みをもってしまった
その甘い思いがあったから、今日までしのいでこれたのかもしれないが・・・
本当の恐ろしさを知らないままに、である
転移が疑われる、という所見を突きつけられた今、まずは主治医の言葉を正面
から受け止めるしかない
これからどうしていくかは検査の結果まちでもあるが、転移宣告を覚悟してい
る
診察終了後いつものとおり手術後入院していた8階に登り、窓から街の景色を
眺めてみた
いつもよりも輝いて見えた
2008.09.02:
choro
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まだラストが決まったわけではないよね!
さぞショックだったことでしょうね!その言葉だけを恐れていたことでしょう。心中お察しいたします。
がんでない私が長山さんの気持ちを推し量れるすべもなく言葉を発するのは不謹慎かもしれませんが、もし私だったら少し落ち着きを取り戻してから、こう考えるかなあと思うのです。変えがたい事実は事実と受け止め向き合うしかない。いつ自分の最後が来てもいいような毎日を送ることが自分の信条だった。再発と言う言葉で死が近づいてきたような気がするが、自分の信条のとおり今を大切に生きよう。それは誰でも同じ、自分の未来は何が起こるかわからないのだから。
長山さんは多くの人に気づきを与え幸せにしている人だということを、神様はちゃんとお見通しでするから大丈夫ですよ!人類の大きな損失になりますから…。
2008.09.12:おちよ:
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淡々と生きる
おちよさんらしい書き込み、ありがとうございました
私も今までに、ガンで追い込まれた人たちの考え方や生き方について多少は触れてきたつもりですが、実際にそのような立場に追い込まれてみますとあまり参考にはなりません
一から自分の受けとめかた、感じ方、考え方を作り上げていかないともたないような気がします
自分のことは自分で始末していくしかないのです
今はこうしてパソコンを前にしていますが病床に縛り付けられたら・・・と思うと今まで味わったことのない不安に襲い掛かられます
政治家がよく言うように、「事が起きていないのことについては答えられません」という言葉を思い浮かべます
今は、事実を粛々と受け止めて、淡々と生きていこうかなという甘い考えで毎日を過ごしておりますが・・・・
どうなることやら
2008.09.15:長朗:
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▼コメントはこちら 勉強会でも飲み会でもいいですから、皆さんでお話あいしてみたいですね 面白い意見が出てきそうです
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