年だからでなく年がいもなく

内柴選手の連覇の報道を見て感じました
望まれる新しい家族像ではないかと
内柴選手は試合終了後スタンドにいる奥さんと子どもに大きく叫んでいました
新聞によっては「奥さんの名前を3回連呼」、であったり、「奥さんの名前は1回で子どもの名前が2回」であったりと違っていましたが、奥さんの名前を叫んだのは事実でしょう

「男は黙って・・」の時代で生きてきた者には、自分の家族への思いを観衆の中でも思いっきり叫べる旦那が出てきたことは嬉しくかつ驚きです

内柴選手は家族に息子に、仕事人としての格好よさを見せたかったとも言っております
またスランプの時を家族の愛で乗り切ったこと、そのことに対する感謝の気持ちも口にしております

私もその昔企業戦士の端くれでした
仕事は自分なりに懸命にやったつもりですが、もっと家族と一体感をもってやれたのではなかったのか
自分が家族を支えている、支えなければいけないという思いはあったものの、女房が、家族が,苦労していたことを肌で感じながらやってきませんでした
家族の問題は女房に任せきり
家族に対する感謝の思いを忘れたままにやってきてしまいました

今回の内柴選手に関する報道を見て、あらためて反省しております

気になるのは、時代が変わったというのに今の若い企業戦士も過労やパワハラなどに悩んでいるということ

これからのお父さん達には自分の人生をどうしたいのか、何のために働くのかという根っこのところをできるだけ抑えてもらいたい
そしてできるだけ働く姿を子供達に見せて、子ども達に働くことの大変さ大事さを分ってもらうこと
仕事の苦しさやスランプは家族の愛と励ましで乗り切っていけるような親子関係を作っていくこと
家族への愛と感謝の念を大事にしながら

社会の一番小さな構成要素が家庭・家族です
ここがしっかりしないと世の中はダメになっていくばかりです

内柴選手の金メダルを目指しての試合振りと金メダル獲得後のパフォーマンスは世のお父さん達、そしてこれからの若い家族に対しての道しるべ、励ましのメッセージとして受け取りました

2008.08.12：choro：count(1,941)：[メモ/キャリア]
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