年だからでなく年がいもなく
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プラス思考はできるのかなー
よく再就職支援セミナーなどでプラス思考的な話をします
「失業をマイナスと考えるな、プラスと受け止めよう」「そうすれば
道は開ける」と話していながら、本当にそうなのかな? そんなこと
できるのかなーなどという考えが脳裏を横切ります
そんなときふと福島大学の飯田先生の「ブレイクスルー思考」を思い
出します
飯田先生はある本に次のように書いています
『「プラス思考の限界」
よくプラス思考で生きようと言われますが、実際にそれができる人は、
一人もいません
例えば受験や就職で第3希望にしか合格しなかった場合です
親は子どもにその学校や職場の美点を挙げて良い点を見ようとするの
ですが、心の底では後悔で一杯です
人間の心には表と裏があります。「右を向け」と命じられると、心の
奥底では反対の方向を見たい、と思う習性があるのです
「プラスの方向へむけ」と言うことは、結果として「よりマイナスな
方向に向いてしまう」のです
それを避ける為に見方を変えてしまうのが「ブレイクスルー(現状突
破)思考」です
「人生には、常にプラスしか存在しない。マイナスなど、一切存在し
ないのだ」と思えばよいのです』
「全ての事に意味がある」ことを、様々な根拠に基づきながら先生は
述べています
どんな考え方をすれば良いのでしょうか
次のように述べています
『「全てのことには意味がある。一見、不運や挫折のように起こること
も、すべて価値があるから、現象として生じているのだ。予定通り順調
なのだ」これがブレイクスルー思考の基本原則なのです
すると、この第三希望の学校にしか受からなかったのも長い人生の中で、
これほど順調な瞬間はないはずなのです
偏差値では第三希望かもしれませんが、長い人生の中では、その職場こ
そが、真の第一希望なのです後々のためにその場所に行くことが必要
だったのです
「人生は自分で自分に与えた試験問題の組み合わせ、問題集であること。
従って自分に解けないも問題は、何一つ用意してありません」手を伸ば
せば届く、程よいハードルが用意されています
辛ければ辛いほど、悲しければ悲しいほど、大きな挑戦であればあるほ
ど、自分はそれほどレベルが高い試練に兆戦するに値するほど、そこま
で学びをつんだ、と証明しているのです。ぜひ、そのような誇りを持っ
て、これから現れる試練に挑戦していただきたい』
様々な根拠についてスピリチュアル的なことや催眠術療法のことも述べ
ています
それらは今回割愛させていただきます
今は「人生には常にプラスしか存在しない。マイナスなど、一切存在し
ないのだ」という考え方をもう少し突き詰めてみたいと思っております
2008.06.13:
choro
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