年だからでなく年がいもなく

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ジョブ・カード制度については前にも紹介しました
フリーターや母子家庭の母親など就職に機会を逃がし、スキルや知識を身につけることができなかった正社員を目指す人たちへの支援対策です

支援体制の中にキャリアコンサルタントの役割が付け加えられました
求職者と2回面談しその結果をもとにしてジョブ・カードに記入するという役割です

そのキャリアコンサルタントを認定する9:30から17:30までの講習会でした
ジョブ・カード制度の趣旨と概要から始まり、ジョブ・カードの作成支援演習
ジョブカード・キャリア・コンサルティング実習と続きました
講師は社会経済性本部からの派遣

制度そのもに関する理解はできました
演習と実習は4つの事例をもとにして、グループごとの意見交換と、各グループの発表でした
受講者が現場で活動している方々だけに、いろいろな視点からの発言、発表があり大変参考になりました

終了後受講者40名に対して顔写真(持参した)つきの認定書が手渡されました
社会経済生産性本部に認定キャリアコンサルタントとして登録されるのだそうです(来年度は商工会議所に登録が移行)

受講者からの発言として次のようなものがありました
・ジョブ・カード制度はほとんど知られていない
・ハローワークの相談員になかには「この制度の活用は難しい」と言ってい
る相談員もいるが・・・
・地場企業でこのような手がかかる制度を導入する気運はあるのか
・今ハローワークで行っているデュアルシステムでいいのでは

確かに不公平感をなくための支援制度として、その理念や仕組みは、理解ができます
一番の問題は制度の理念を理解し協力しようという地場産業がどれだけ手を挙げてくれるのか、ということではないかと思います

またこの制度の動きの中に現時点では肝心のハローワークの姿が良く見えません
この制度は内閣主導の政策であり、厚労省がまだ本腰を入れて推進していないといううわさもあります(縦割り行政の弊害もあり)
テレビの国会中継で福田首相がジョブ・カード制度について言及した場面が思いだされます

今回の東北での40名のキャリア・コンサルタンとの登録制度も急ぎすぎの感と、こんなもんでいいのという思いがあります

とはいっても船は動き出しました
こぎ手の端くれの一人としては、先が見えなくてもまずは漕げる準備はしてみるつもりです







2008.05.24:choro:count(3,037):[メモ/キャリア]
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