年だからでなく年がいもなく

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「幸福感、日米で違い」
日 〜 思いやりに価値  米 〜 自立・自尊心重視
唐澤教授(東京女子大、文化心理学)らは東京と北海道の計約450人に、どのようなときに幸福と感じるかを聞き、役3000人を対象にした全米調査と比較。
幸福感は日本人が協調性を、米国人が独立性を重視していることが分かった。
詳しい分析によると、日本人は相互協調的な自己観を持ち、思いやりや義理人情、義務を大事にし、無常観も根底にある。
米国人は個人の独立や権利、達成を望み、自分でコントロールしたいとの思いが強いという。

以上は先日ある新聞に載った「日米の幸福感に関する違い」の記事の一部である

キャリアに関する理論やスキル、使用するツールなどは現状においてはアメリカから導入されたものがほとんどあるといっても過言ではない

理論やスキル、ツールなどを学習したり、現場でやってみると違和感を覚えるようなときがある
自己理解一つをとってみても、自我というものへの接触度が低い日本人に理解、納得させるには結構エネルギーを要するのではないか
能力というのも、終身雇用や年功序列の基、あいまいな評価基準で評価されることに慣れてしまった企業人には自己認識が難しいようである
その他ワークショップなどを行う際に感じるギャップなどもある

仕事観、価値観、人生観など上の新聞記事のように違っているとすれば、キャリアに関する意識や方向性も違ってくるのではないか

原理原則を学習し、キャリア形成に関する情報を入手するのは結構なことで、必要なことではあるが、
現場で具体的に展開する時には、日本社会の文化伝統を含め、価値観、人生観なども配慮しながら行っていくというのがいいのではないかと感じている

2008.04.16:choro:count(2,595):[メモ/キャリア]
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幸せ感とは
 現代社会システムは一生保障時代ではない。
肩書きにまだまだしがみつく人もいるが、
これからの人の時代は学ぶことで総合的な魅力がつく。
人がその人らしく生きる時代をどういう幸せ感をもっていくか、キャリア形成の手法も難しくなるのではないかと思う。
2008.04.21:楽家笑遊:URL修正削除
統合的生涯設計
キャリアといえば[肩書き]で象徴される縦出世のイメージが強かったのですが、最近は「ライフ・キャリア」という言葉が示すとおり、「生き方そのもの」を示すようになりました
先日ハンセンという学者の勉強会をしましたが、「統合的生涯設計」という言葉に出くわしました
「仕事を他の生活上の役割との関係の中で、また人生の中で捉える」ということです
キャリアカウンセラーは進路指導や就職支援という狭い視点からでなく、生命、文化、性、コミュニティなど広い視点からクライアントに関わっていくということでしょうか
人の幸せ感というのも変化していっています。多様化していっています
カウンセラーとして、それぞれに対応していけるようになりたいものです
2008.05.14:長朗:修正削除
▼コメントはこちら 勉強会でも飲み会でもいいですから、皆さんでお話あいしてみたいですね 面白い意見が出てきそうです

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