choro note

▼緩和ケアセンター

書き込みに裏玉と題で一部書き込ませていただいているが、東北大学の緩和ケアセンター
を紹介してみる

医者は標準治療として認められている治療を行って、万策つきた時、次の患者への対応は緩和ケアセンターへの紹介である

主治医の紹介状をもって緩和ケアセンターの窓口(外来)へ行かされる
緩和ケアセンターの病棟の担当医が待っていて面談となる

その前に緩和ケアセンターの紹介ビデオを見せられる
病室は22がありすべて個室
室内の紹介や浴室、キチン、家族宿泊施設、ラウンジなど丁寧に紹介される

個室に入院して、70歳過ぎの3割負担で月8万円台である
普通の入院と変わらない

ただし入院するためには「審査会」をパスする必要がある
主治医が紹介状を出し、審査の基準にもとづいて審査し、パスした患者を登録しておくシステムになっている
現在50名ほど登録されているらしい

大学の緩和ケアセンターなので、教育機関ともなっていて、学生も出入りするらしい
専任のドクター3名がおり患者を診ながら、学生や看護士の教育も行っているようである

末期がんの課題は痛みや呼吸困難であるが、入院してしまうとその問題はほぼ解決できそうである

今回の主治医の紹介は予測ができていた
採血検査をするたびに、白血球が高い、γ―GTPが高くて抗がん剤は危険と言われてきたうえに、原因不明の熱が続いたので抗がん剤はもう使えないと判断したこと
そして最近撮った画像が4月の画像に比べて悪化していることなどが重なって、早めに紹介してくれたと思われる

今後も外来での主治医が基本となり、緩和ケアセンターへは登録だけである
薬を飲みながらであるが、熱も下がっているので、今まで中断していた自分なりの療法に取り組んでいる


2011.06.07:choro

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