choro note
▼『ベラージュ(Bel Age 美しき年代)たちの挑戦』
昨晩「第7回シャンソンプロムナード東北大会」という会に女房といってきました
会場は戦災復興記念会館
枚数限定の整理券で入場
観客は100名あまりの熟女が主体
歌い手はベラージュ(美しき年代)の言葉が示すとおり、宮城、岩手、秋田からの塾男熟女の32名
最年長者は70歳後半と思われました
歌い終わって退場する後姿をみますと、マイクの代わりに杖を持ったほうがいいんではないのかなーと余計な心配をしたりして
孫への子守唄の代わりに、シャンソンとは粋な選択です
シャンソンの持つ特徴でありますが、恋だの愛だの人生だのと、賞味期限が切れていないぞーというような歌をお客さんの前で力いっぱい歌いまくっていました
シャンソンはキャリアの豊かな人の歌ですね
歌う皆さんはそれぞれの人生を振り返りながら感慨深げに歌います
聞いているお客さんも同じ世代
共感しながら聞き入っていました
皆さんうまい下手は別にした何年も歌いこなしてきた自分の持ち歌を、自分なりの表現で力いっぱい歌う姿には感動を覚えました
この大会に行ったのは大学時代の友人から誘われたからです
友人は退職後、悠々自適の身ですが、趣味としてシャンソンをやっています
昨年の有料の大会に参加していきいきとして歌う友人の姿を観たときは驚きと感動でした
プログラムの最初にこのような文章が掲載されていました
『熟年といわれる年代に入った人たちが、楽しそうに、そして真剣に歌っている姿を見るのはとても嬉しい、そして誇らしい。
歌っている本人達もきっとそうに違いない。
このステージは、熟年のあなたのためのステージ。
生き生きと人生を謳歌しているベラージュ達の姿に、賞賛と微笑みと、感動の拍手を送りましょう』
いい文章ですね
熟年者の一人として勇気がわいてきます
私は今定年後のライフプランセミナーの講師活動をやっております
プログラムの最大の課題は「生きがい」です
ベラージュとはいい言葉です
どんな対象でもいいから、熟年者たちにこのような発表の場が増えていくことを願いたいものです
友人は昨日の大会でプロムナード賞という受賞しました
2008.03.27:choro
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