choro note
▼求職活動におけるキャリア形成
再就職支援セミナーの講師をやっています
セミナーの内容はいろいろですが、概ね、2時間もの、4時間もの、2日から5日間にわたるものと分かれます
2時間ものはどうしても書類の書き方や面接の仕方などのハウツーを主体としたものになります
ということで決められたテキストで、ハウツーを主体にして話しておりましたが、どうも求職活動の大事なところを伝えきれていないという不安と物足りなさを感ずるようになりました
そこで思い切って、ハウツーを主体としながらも、自己理解やライフプランなども取り込んで、自分の生き方、キャリア形成に関しての気づきを促すような内容を入れ込んでみました
求職活動からもキャリア形成への道筋を見出して行動変容を促せないか、という思いです
多分に独りよがりのこともあるのですが、思いをもってやってみますと受講生の反応が違ってきたようにも思えます
下記のアンケートはそのような受講生のものです
○今まで漠然と書いていた事がいかに適当であったか、反省になった(45歳 女性)
○まず何をやらなければならないか理解できました(35歳 男性)
○今の自分の迷いや不安がありましたが、セミナーでのお話で、気持ちの切り替えと、今後の求職への希望が出てきました(45歳 女性)
○受講させていただいて、新たな自分を発見できたように思います。講師の方のキャリアの力かなと思います。このようなセミナーは楽しい
過去、現在、未来を通して、磨かれた人生の振り返りがうっすらとできた。将来の自分に向き合えるきっかけとなりました。大切な自分の人生のために視野が広がりました(61歳 女性)
受講生に対して、限られた時間のなかで、いかに求職活動に関して実際に役立つお手伝いをするかというのが私の使命であります
「仕事探しは待遇探しも大事だけれど、自分探しも忘れずに」
「遠回りするようで近道」
「仕事選びは人生選び」などというキーワードを遣いながら、セミナーの内容について試行錯誤を繰り返しております
キャリア形成というと学生や若者、企業人などが対象になっています
再就職という切羽詰った状況のなかでのハウツー込みでのキャリア形成についての可能性を追求していってみたいと思います
そうすることが就職への近道になるように思えるのです
2008.03.02:choro
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