choro note

▼映画「ここに幸あり」

ちょっと時間が空いたので衝動的に観たフランス映画です

宣伝チラシに書かれている文句
「今いる場所がいちばん幸せ」「大切なのはお金や物、肩書きじゃない。本当の豊かさがここにある」
「どんな人生もすばらしい!ワインでも飲んで、のんびりいきましょう」

この言葉を見ただけでどのような映画か想像がつくと思います
妙な楽しさが充満していてあっという間に終わってしまいました
観終わっても余韻が残りました

内容については、チラシの文句を借りますと下記のようになります

「人生を、ちょっとひと休み」
「ある日突然失職した大臣、ウ”アンサン。
仕事とお金を失い、妻は愛想をつかし、住む家もなくなって・・・。
とはいえ気のあう仲間とワインを飲んで歌えば、この世はたのしい。
本当の幸せは、いつだってすぐそばにある。」

大臣を首になった主人公が生まれ育ったところに帰って幼馴染やなじみの女性達と気ままに暮らし始めるのです
うらやましいけれど、こんな生活だったら俺にもできそうだと思い込ませてくれる映画です
妙な勇気がわいてきます

個性的な俳優たち、ユーモラスな展開、ゆったりとした空気、笑いの中にある反骨精神、などなど
豊穣なワインを口にするようなユニークなフランス映画です

それもそのはず監督はオタール・イオセリアーニという名前のカンヌやベルリン、ウ”ネチアなどで
数々の賞を受賞している評価の高い監督でした

先日の「ジプシーキャラバン」もふっと入ってみた映画でしたが私にとっては印象に残る映画でした
映画は前宣伝で選ばずにふらりと入って観るのがいいのかもしれません



2008.02.27:choro

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