choro note

▼映画「シルク」

日本、加、伊の合作
日本の俳優が役所広司、中谷美紀、それに東北出身の芦名星
音楽が坂本龍一の豪華なメンバー
予告編で観た絵が幻想的な映像で印象的でしたので期待を持って観ました

1850年代、欧州では蚕の疾病が蔓延し、製糸産業は致命的な危機に晒されていました。その危機から逃れる方法は、世界で最も美しいといわれる日本の絹糸だったのです。その卵を求めて欧州から一人の男が日本へ旅することにまつわる、ドラマが叙事詩的に描かれています

19世紀の酒田や最上川の情景も写しだされます
日本まで旅する男性が神秘性を秘めた日本女性へ抱く思いや妻への愛情などが叙事詩的に映し出されます

絵が美しく、全体的に幻想的雰囲気をかもし出しておりますので、退屈はしませんでしたが、期待したほどの感動はありませんでした
2008.02.19:choro

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