choro note

▼ジョブカード・2

ジョブカード・1で新聞記事からの転載をしました
ジョブカード・2で補足をしてみました

(1)下記の項目についてさらに調査してみたい
1)職業能力形成プログラム、実践型教育プログラム、汎用性のある評価基準、
地域ジョブカードセンター、職業訓練の4つの型、など
2)ハローワークの具体的な関わり方
  3)キャリアカウンセラーが関わるところと関わり方

(2)私見
 ・、成果に結びつけていくのは難しいのではないか
  理由
・終身雇用と年功序列のもとでの曖昧な評価制度の名残が残っている
労働市場では、汎用性のある
評価基準には不慣れである
・企業側のメリットがはっきりしない
全体的かつ長期的にみれば労働力確保という点で企業側にもメリットはある
が、短期的にはメリットが少ないのではないか
現在の人件費を減らす事で生き残っていこうとするのであれば、非正規社員の
利用の方に進むのではないか
助成制度など具体的に示されてからの動きになると思われる
・再就職支援セミナーなどで、能力についての認識・整理とその表現の仕方を説
明しているが、受講生の理解を得ることが難しい
パソコンや経理事務などの限られた分野での能力は理解されやすいが、コミ
ュニケーション力などの評価には不慣れである
最近では成果主義などの浸透のせいで、個人の能力評価についても関心が高
まっているが、まだまだ欧米的な個人能力についての認識が欠けているのではないか
・IT関係などを中心としたテクニカルスキルからスタートするか、
企業側の採用とリンクさせたやり方が成果に結びつくのではないか

● 新聞にある通り、「暗黙地になりがちな職場の能力を明示化する契機となる
ことが、この制度導入だ」という主張には納得がいく
キャリアカウンセラーとして関心を持ち、訓練の機会を失している人々への支
援策になるように対応していきたい


2007.12.28:choro

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