choro note

▼「定年後」の紹介

●「定年後」 −豊かに生きるための知恵 加藤 仁 岩波新書

○前の合宿の時原田さんから古本本屋さん経由の本を沢山もらってきました
その中に、加藤さんが書いた本がありました
@待ってました定年( 417P)
Aおお定年 (332P)
B夢ある定年 (439P)いずれも文藝春秋発行

○加藤氏は以前から定年退職者の生き方の追跡レポートを書かれて発表さていました
地道に真面目に取り組まれていましたので評価されていましたし、本も売れていました

○今回原田さんから頂戴した3冊の本をようやく読み終えましたが、少し古くなっていることと、個別の記事をまとめるといいなーと思っていたら、先日表題の新書版が発売になりました

○メシの種にもなりますので早速読んで見ました

●文中、先日の勉強会で40歳からの行き方の中に、「統合」=育成、世話役などを織り込んでいくと一皮向けていい熟年を迎えられると話しましたが、老人ホームなどでもそれが検証されている記事が多数載っています

●この手のレポートはどちらかというと記事になるような生き方をしている人が対象になりますが、問題はごく普通の方々です。何をしたらいいかわからないまま年だけ食っていってしまっている人。沢山いるであろうそういう人も対象にしてレポートしてほしいものです

まとめとして
●自分らしく躍動することが第一、収入は二の次という「定年文化」が各地に築かれつつある。定番メニューにこだわることなく、自分の関心事につきすすめばいい。本書では定年後の選択肢が無数にあることを提示した。

●団塊世代の定年後にしても、人数の多さをたのみに動くのではなく、あくまでも「自己本位」を貫き、”個”に立ち返ることを心がけたい。この新書は、60歳以降を生きる私自身のためのテキストでもある。結んでいます
2007.04.23:choro

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