choro note

▼熟年離婚(荻原宏子

熟年離婚(荻原博子)
テレビによく出ています甲高い声で話す経済ジャーナリストです
○年金の「離婚分割」は思いとどまった方が得
・2007年4月から、離婚した時に夫の厚生年金部分を分けてもらえる「離婚時の年金分割」がスタートします。それを、心待ちにしている人も多いのだそうです。
・ただ、離婚して妻が夫の年金で幸せに暮らせるのかといえば、疑問。分割できるのは、夫の老齢厚生年金部分なので、通常のサラリーマンなら良くて5万円程度。自分の年金をプラスしても、月に10万円前後にしかなりません
・年金が10万円しかもらえないとなれば、働きに出なくてはならなくなる妻も多いでしょう。ただ、残念ながら60歳を過ぎて、何の技術もないと、望む仕事にはなかなか採用してもらえないのが現実です。
・もちろん、ドメステックバイオレンス(家庭内暴力)など、よっぽど一緒に居られない理由があれば別ですが、そうでなかったら、離婚は思いとどまったほうが、二人にとって幸せかも、しれません。
・いままで、妻は家庭、夫は仕事と家庭内分業で生活してきたぶん、意思疎通を深めるというのは、最初は大変かもしれません。
・けれど、お互いに思いやりの心があれば、なんとかやっていけるもの。その先には、幸せな老後がまっているはずです
●以上、荻原さんも前回の池内ひろ美さんと同じような主張です
●Cnetの女性軍はどう考えておられますか。ケースによりますが、相談されたらどう答えますか
●本当に離婚を決意している主婦は、何年もかかって資金を準備しているとか
●中には退職した日、夫に退職金を仏前にあげさせて、ゴクロウサンといいながら、その夜のうちに
持ち逃げするつわものもいるとか
●離婚を願う奥さんたちの思いは池内さんや荻原さんのように、経済的な問題よりももっと大きな問題を抱えていそうな気がします。男性もそれこそ熟して(熟年男性)もう少し大人にならないといけないのかもしれません。ひとりひとり状況は違うでしょうが、カウンセリングをやるとすれば、そこを拾っていかないといけないのかもしれませんね・・・・難しいですけど

2007.01.31:choro

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