choro note

▼ひきこもりの本の追伸ーセカンドライフプランより子育てプラン

先日『「ひきこもり」と闘う親と子を応援する本』の一部を抜粋し添付させていただきました
ますます子育ての問題は、深く大きくなってきて「教育再生委員会」などの動向も毎日のように
報道されています。われわれ全員に関わっている大きな問題であることを痛感しています
ある雑誌に「今教育に貫くもの」と題して現場に近い学者と教育長の対談がありました
その抜粋を拾ってみました
○今子供たちの半数以上がビデオやゲームに一日4時間を費やしている。年間にすると1500時間。
 学校の授業でも1000くらいです。人間とは本来お互いの人間関係の中で喧嘩したり、仲直りしたり
して成長していくものなのに、そのような場は確実に減ってしまった。これは大人社会にもいえるこ
とで、自己中心主義がはびこり、子ども社会はそれを反映しているわけです。
(長山注:横浜労災のDrはゲームの内容が良くない。殺人的な内容で、子どもの頭のなかにすり込まれると同時にバーチャルと現実の区別がつかなくなる。昔の遊びは鬼ごっこなど、見て見ぬふり
をする、今で言う「惻隠の情」を養えるような遊びだったといっていました)
○この5,6年間の間に確実に増えてきているのが「モンスターペアレント」と呼んでいる怪物のような保護者の存在です。みたことのないような親がいます。小学校の授業中に母親が毎日乗り込んできて「こんな教師の言うことは聞くな」と延々20分30分と演説し、最後には「土下座して謝れ」と。
昭和50年代に荒れる学校といわれる時代に育った世代が今親になって2世代で問題が起こっているようにも思えるといっております
○そういう中で京都市の中学2年生一万人は2千3百の事業所の協力を得て5日間、いろいろな職場体験をしたり、様々な分野の人からゲストテーチャートして話を聞いたり、福祉のボランティアを始めているそうです。また中学生自らが「いじめはやめようという」運動をおこし、草の根運動のように広がってきているそうです
○これからは、学校、家庭、地域が足りないところを批判しあうのではなく、互いに補い合い融合する仕組みを作るために、それぞれが一歩を出さないといけない。とも話しています
○Cnetの課題にもなりそうですね



2007.01.26:choro

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