choro note
▼映画「ソーシャル・ネットワーク」
予告編で何度も観たので自然に足を運んだ
数々の賞をとり、アカデミー賞にノミネートされたなどいう前評判もいい
「フェイスブック」という今、世界で五億のユーザーを対象にしているネットの立ち上げの時の物語である
ハーバード大学の若きおたく的学生が友人と立ち上げる
それにいろいろな人が関わってくる
ストーリー展開が早くて70歳の頭ではなかなかついていけない
そもそもネットなるものについての関心、知識が少ない
日本でも行われている「フェイスブック」というネットなど全く知らなかった
だからセリフが早口の上に業界用語や専門用語が飛び交うのでついていけない
ビルゲイツに代表される、アイデアを企業化していくという「起業」の状況についても馴染みがうすい
さらにストーリーの中に2つの訴訟問題が絡んで、結構映画の主要部分を占めている
この展開がまた早くて、過去と現在が行ったり来たりするので、頭が混乱する
だから最初から最後まで展開されていくスピードに引っ張り廻されていって映画はあっという間に終わってしまう感じである
だから退屈はしないで観ていける
実話をもとにしているということなので、今のネットという先端業界の裏側を垣間見させていただくだけでも老人にはお勉強になったと思えばいいのかな
ハーバードの開発した学生は非常に個性的に描かれていて面白い
天才肌なので、常識的でない部分もあるし、今言われているアスペルが―症候群的匂いもある
よくわからないままあっというまに終わってしまった映画ではあるが、映画としての質と密度は結構なものがあるような気がする
音楽も印象に残る
ごちゃごちゃしたストーリーは置いておいて、一人の天才が世に出ようとするときの青春群像劇と観ることもできそうである
青年の友情、嫉妬、裏切り物語として観れば見応えのある映画である
でも老人には疲れる映画である
女房も疲れたような顔をしていた
2011.02.15:choro
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同感です (こもれび)
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