choro note

▼NPOガン患者学研究所

すい臓がんといわれた3年以上前から年会費1万円を払ってNPOガン患者学研究所に入会している
月刊誌「いのちの田圃」が配布されてくるので、そこからガンに対する考え方や、新たな情報をキャッチしていた
ガン患者は「お任せ」でなく、自分で情報を入手して、自分で治療方法を選択していくことが求まられているが、実際には医者の言うとおりになっている
そういうなかで、この研究所から発信される情報にはずいぶんと助けられ、力も貰った

今回この会が横浜で千百人集会というイベントを行って成功を収めた
そのイベントで川竹代表が行った特別講演の内容が「いのちの田圃」7月号に掲載された

この研究所の目的や活動方針についてわかりやすく語っていると思い紹介させていただく

講演は「我々はどこから来たのか。我々は何者なのか。我々はどこへ行くのか」というゴーギャンの言葉を使用して行われた( )は個人的注釈

T:我々はどこから来たのか(研究所の設立目的)

がん患者学の原点は川竹代表がガンになったとき、死への恐怖、先行きの不安、そしてそれと同じくらい辛かった自尊心の傷つきにあった
そのときの自分にしてやりたかったことの全てをしてやるためにがん患者学研究所を立ち上げた

してもらいたかった具体的な事柄
@「大丈夫!治るよ」と力強くきっぱりと断言してもらうこと
 だからたとえどんなに状態が悪い人であったとしても迷うことなく「大丈夫!治る」といい切る

A「自分で治す方法がある」と教えてもらうこと
だからどんな患者に対しても「自分で作ったガンは自分で治せる」と断言する

B「治ったさん」の存在を知らせたい
  (「治ったさん」というのはガンを克服し心身ともに健康で幸せな生活をしている人として川竹代表から認定された人)

U:我々は何者なのか(研究所の役割)

@ガン患者学研究所の使命は、特定の治療法を伝えることではなくて、人間が本来持っている自然治癒力を最大限に活用して、自らの力で治していく。そのための環境つくりをすること。そのための条件を整えて後押しすること

A希望のプロセスを初めて築いたパイオニアである
知りたいのはどういうプロセスをたどって、健康を回復するか。どういうプロセスをたどって、ガンになる以前よりももっと心身ともに健康で幸せな人生を送ることができるか

V:我々はどこへ行くのか(研究所の活動方針)

@生活習慣、さらには生き方そのものを根本的に改めることによって、誰でもが持っている自然治癒力を最大限に活用して治して行く。この方向に変えていく。そういうパラダイムシフトを実現していく

A苦しむ患者さんを大量に作り続けている現代ガン医療というシステムそのものを作り替えるしかない。同時に、現代ガン医療という明らかに間違いだらけのシステムにすがり続ける無知で無責任な、20年前の私のような患者さんの意識を患者自らが変えていくように仕向けていくしかない

B新しいパラダイムシフトとは「笑顔の革命」である
治ったさんの笑顔を増やしていくこと、これに尽きる

川竹代表の理念と信念に基づいて、全国的にガン患者のための活動を続けているが、西洋医学主体のガン療法を変えていくことは至難のことである

そういう中で講演の中で次のようにも述べているのが印象に残る
3大療法一辺倒の現代ガン医療で苦しんでいるのは患者だけじゃない。医者も苦しんでいる。1人でも多くの人の命を救いたいと思って、医学の道に進んだにもかかわらず、ほとんど治せないからです」

7年前に行った千百人集会では治ったさんが百人くらいであったらしいが、今はその数が3百人になっているという
治ったさんの笑顔を力として西洋医学の壁に挑戦するという「笑顔の革命」を目指している
その他に、医学部の教科書を改訂することや千百人集会の世界版を目指しているというが、治ったさんを増やしていくことで、その夢の実現に近づこうとしている


2010.08.04:choro
[2010.08.09]
帰ってきました (長山)
[2010.08.07]
お帰りなさい (ami intime kikutikazu)

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