choro note
▼寝室を別にすれば
先日の新聞に「寝室一緒で夫婦円満」という記事が掲載されていた
明治安田生活福祉研究所で30〜50代の6千人の夫婦を対象にしたインターネット調査結果のまとめである
○ 寝室が一緒の夫婦は、休日も一緒にいる時間が長く、同研究所は「幸せな結
婚 と寝室には密接な関係がある」と分析している
寝室を一緒にする夫婦は結婚生活を「幸せ」と感じている割合が高いという
○ 「自分たちは幸せ」と回答した人のうち
△寝室が一緒なのは ― 男性 86.5% 女性 86.6%
○ 自分たちが幸せでない」と回答した人のうち
△寝室が一緒なのは ― 男性 45.5% 女性 32.4%
○ 休日に10時間以上、一緒に過ごす夫婦は、男女とも8割が寝室も一緒
○ ほとんど一緒に過ごさない夫婦は、7割以上が別の部屋で寝ていた
○ 寝室を別にする理由については
「就寝時間が合わない」、「いびき」が多かった
○ 一緒に過ごす時間が短いほど、離婚を考える割合も増えていた
△ 当然の結果だろう
仲がいいか、なんとか持ちこたえている夫婦は寝室を一緒にしているだろう
し、寝室が一緒のほうが幸せ感が高くなるだろう
△ ただこの調査は30代から50代を対象にした調査である
60歳以降になれば寝室が別になったから円満でないという理由は少なくなる
同じ屋根の下で同じ空気を吸うことがストレスになるという女房族が増えてきて
いるという
ストレスを少しでも和らげるために、仲がいい夫婦でありながら定年後寝室を
別々にするというのである
2人が自分たちのために選択して決めていくのであればそれはそれでいいのであ
ろう
△ 話は変わるがアメリカ映画ではほとんどが一つのベッドに並んで寝る夫婦が映
し出される
映画のなかで夫婦別々のベッドで寝るシーンは、その昔ジェームスデーンが出演
した「ジャイアンツ」でテキサスの大牧場主(ロック・ハドソン)とその妻(エ
リザベス・テーラー)が別々のベッドで寝るシーンを覚えているだけ
△ アメリカではうまくいかなくなって、冷却期間を設けるためにベッドを別にす
ることはないのだろうか
熟年になっても同じベッドなのだろうか
△ 我が家では定年後寝室をリフォームしてベッドにしたが少し離している
日本人は日本人の寝室観、ベッド観があってもいい
「川の字」スタイルで子育てしてきたのだから
2010.03.24:choro
⇒HOME
(C)
powered by samidare