choro note

▼映画「ココ・アヴァン・シャネル」

女房が観たいというので付き合った
ココ・シャネルの若き日を撮りあげた映画

孤児院で育ったシャネルが男性との遍歴を重ねながら、自立していく様を描いている
1人の女性が仕事を武器にして世に出ていくまでの本当の姿を理解するためには、背景となる当時のフランス社会や貴族社会について多少なりとも知識がないと難しいのではないか

そんなことを抜きにして観れば、男と女の物語として観られるし、当時の退廃した貴族社会のけだるさや、それなりに随所に見せるファッションには退屈しない

シャネルの個性と自立心は多少目を引くが、印象に残るのは庶民的というか常識的というか、普通の男女関係からは少しかけ離れた男と女の世界だけである

最後のほうでシャネルが帽子つくりから衣装つくりへと駆け上る様が映し出される
最後のシャネルの作品を着たモデルの群像は圧巻であった

シャネルに扮した主演女優に見覚えがある
「アメリ」のオドレイ・トトゥはである
アメリのオドレイ・トトゥは持ち味が生かされて好印象を残してくれただけに、今回のシャネル役は?である

少し前に、シャーリー・マクレーン主演の「ココ・シャネル」が上映されていたが、忙しくて身損ねた

2本を観た映画通のSさんは「ココ・アヴァン・シャネル」よりも「ココ・シャネル」の方が見ごたえがあったと述べていた
そんな感じがする


2009.10.25:choro
[2009.10.28]
おひさしぶりですね (長朗)
[2009.10.27]
オドレイ・トトゥ (ひだまり)

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