choro note

▼クミコ コンサート

こーぷ 文化鑑賞会の例会で、歌手クミコを招いてのコンサート
クミコの歌を生で聞くのは初めて

プロフイールを見ると
24歳で世界歌謡祭に日本代表の1人として参加
その後シャンソンの老舗・銀座「銀巴里」のオーデションに合格しシャンソン歌手になったというが、シャンソンの世界の世界にとどまらずクミコ独自の歌の世界を求めてきたようだ

今回も鑑賞会会員のリクエスト曲○百万本のバラ、○枯葉、○ばら色の人生の3曲ほか○愛の賛歌、○さよならはダンスのあとで、などのシャンソンのほか、中島みゆき書き下ろしの○10年や松本隆や三木たかしの作品を数多く歌う

シャンソンも歌詞も演奏の仕方も一味違ってクミコ・スタイルでまとめられている
舞台演出がよく 照明や衣装など見た目でも楽しませてくれる

三木たかしの遺作となった「届かなかったラブレター」はラブレターの現物を朗読したあとに歌につなぐというスタイルで2回披露したが、朗読、歌ともによかった
シャンソンというよりもポップス系や歌謡曲風の曲に力を発揮できる歌手のような気がする

55歳で演奏の合間の「語り」も味があるが、独特の感性で綴られるエッセイも女性に人気が高いという

クミコさんからのメッセージ
「心が通じなくなったカップルや気まずい雰囲気の夫婦は、私の歌を一緒に聴けばラブラブになるはず」
初めて聞くクミコの歌であったが、そんな力を感じたコンサートであった

もっとも気まずい雰囲気の夫婦はコンサートまでそろって来ないだろうに
中高年のおばちゃんでいっぱいであった




2009.10.14:choro

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