choro note
▼ケニアの天然の温泉
ケニアの旅で印象に残っているところがある
「マガディ」というところの河の中にある天然の温泉である
ナイロビから車で４時間も走ったところだったと思う
たどり着くまでは点々とある部落を見ながら、悪路をひた走りに走る
昔々から変わっていないような風景のなかを走る
たどり着いたところはフラミンゴと野鳥以外になにもいない河を中心とした荒地
その河の中に温泉が湧き出ているのである
ケニア人は温泉に入る習慣はないが、そこに温泉が出るということは言い伝えられていたらしい
引率のＩさんが以前に訪れて味を占め、今回の旅行にも組み込んでくれた
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みんな持参した水着に着替える
中年女性１人熟女３人であるが、塾男２人と運転手もいるので、着替えはそれなりに慎重
着替えた後、まずは河原のぬるぬる（コケ）落としをする
滑るで、はいつくばりながらの作業
次は体を沈めるための石よけと湯船つくり
その結果ようやくご一行様６人がそろって体を沈められる湯船のようなものが出来上がる
温泉に浸りながら途中で買ったビールをぐい飲みする
周りは何もない
鳥の泣き声以外は何の物音もしない、静寂そのもの
太古の原野にタイムスリップしたような不思議な気分に浸る
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朝ホテルを出るとき、ホテルで作ってくれた弁当を持参
昼になったのでその弁当を食べる
上から７５歳６４歳と続いて６０歳以上が５名
熟女熟男のケニア温泉ピクニックである
ケニアまできて原始の風情のある温泉に入れるとは
太古の姿を残した河原と不気味なほど静寂な景色
原始時代に立ち返ったような気持ちでケニアの温泉気分を楽しんだ
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2009.06.18：choro
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