choro note
▼ウオーキングの道は暗い、暗い一本道
日が昇る前のウオーキングの道は暗い、暗い一本道
道路が横切っているところには写真のような街灯が寂しそうにぼんやりと一隅を照らしています
そんな明かりを見ると、ちょっとばかり気持ちがほっとします
未明の暗闇と静けさのなかで孤独が味わえます
別世界にきているような錯覚を覚える時があります
いろいろなことが頭の中に浮かび上がってきます
でもそれだけでは寂しくなります
毎朝、次のようなことをしながら歩いています
「がんは治る、治せる」と自己暗示用の言葉を口にする
早口言葉を口にしてプレゼンテーションの練習をする
複式呼吸をし、吐く息をゆっくりとして気功めいたことをやる
歌を大声で歌う
それに「オナラ」を遠慮せずに思いっきりしながら歩きます
膵臓がんは胃の後ろにあるので、大手術になります
私の場合でも8時間かかりました
ですから神経がダメージを受け、術後は内臓の機能が衰えて、胃と腸の具合が芳しくなくなって便秘が続いているのです
毎日便秘薬を飲み続けています
薬に頼ると機能が快復しないのではなかと危惧しながら、1年半続けて便秘
薬のお世話になっています
便秘になって腹の中に毒素を溜め込むよりは薬で出した方がいいだろうということなのです
お陰で排便は順調なのですが、ガスが沢山たまります
朝は、寝ている間にたまったガスが、歩く振動に刺激されて、「ブーブーブー」と大きな音とともに出るのです
夜明け前の誰もいないくらい道で、思いっきりオナラをすることはある種の快感と開放感を味わえます
がんの術後の生活習慣の改善として、食事と風呂の時間をゆっくりするということを心がけています
手術前は早飯、早風呂で家族の顰蹙をかっていたのですから、両者の改善は結構難しいことでした
食事は食べ物を口に入れたら30回はかみ続けるようにしています
いったん口にした食物はすぐのどの方へ進んでいってしまいます
のどのほうに向かいかけた食べ物を歯のあるところに呼び戻すのに苦労しています
風呂は42度くらいの風呂に腰まで浸かって30分以上じっと我慢です
いつしか顔から汗がたらたら流れ落ちるようになります
最近は推理小説などを読むようにしておりますので、長風呂が楽しみになってきました
かむことと、体を温めることは、がん治療にプラスになるのだそうです
普通の人にとっても大切なことでしょう
お腹にたまったガスは、家の中で、女房とだけの場合に限り、出していいというお許しを貰っています
女房に感謝しながら心置きなく、ところかまわず、出させてもらっています
女房はえらい迷惑をこうむっていますが、ここはがんのために我慢、我慢
胃腸の調子が快復するには2年以上かかるのだそうです
あと半年です
画像 (小 中 大)
2008.12.08:choro
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