choro note
▼セカンドキャリア支援講習
○○県高齢期雇用就業支援コーナー セミナー室が主催のセミナーである
従来は地場企業に参加者を募り、土曜日に20名ほどを対象にして2日間コースで
行っているが、今回は初めての土曜日1日のコースであった
初めての試みのせいか今回の参加者は10名
年齢は51歳から63歳まで、現役、早期退職者、失業中の人など多彩であった
2日間のコースのテキストをそのまま使用して一日で終わらせるということで、何
を話すかという絞りこみ作業でいつもより多くの準備時間を要す
またテキストに書かれていることの解説などする暇がないので、こちらが話したい
ことをコンパクトにまとめて一気に話し込むという方法を選択
結果として何を話すかでなく、何を伝えたいかということになって、かえってイン
パクトが出たような感じ
棚卸や、生涯経済プラン、職務キャリアプラン、生活の仕方キャリアプランの書き
込みの時間もとって作業をしてもらった
聞いたことをさらに意識してもらうために、書き込み作業は必要である
最後の1時間は5人ずつのグループに分けての意見交流会であった
自己紹介から始まり、それぞれがこれからの進路選択や就職活動などについて意見
を発表してくれた
聞いていると、それぞれのおかれている厳しい状況が浮かび上がってくる
年金が65歳でなければ出なくなる人たちが増えてきているので、65歳まで働く場
がない人たちには厳しい環境になってきている
高齢者に対する会社の冷たさ、求職活動をしてみても年齢制限などがありうまく進
展しないことなどが次から次とでてくる
厳しい状況の中で、自分の力で道を切り拓こうという力強い発言もでる
意見交流は他の人の状況や考え方、やり方を聞いて自分のこれからの活動にプラス
材料としてもらうということを目的として行っている
普段話し合う機会が少なくなっているのか、全員がいろいろと語ってくれる
話すことで、これから挑戦する課題に向かってやる気を出してくれることを願いな
がら聞く
今日は風の強い一日だった
高齢者にはこれからも冷たい風が吹き付けることだろう
頑張れ!中高年齢者!と無言のエールを送りながらセミナーを終えた
2008.12.06:choro
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