choro note

▼「人生の終焉 ー 自分らしく奏でる」

「がん病棟のピーターラビット」の著者、中島 梓の紹介記事(日経新聞)です
『作家の選択 「一期一会」貫く毎日』という見出し

私の印象に残った内容

・意識の面での変化 「優先順位を考えて生活するようになった」

・体力に限りができた。「本当に今やるべきことのために、他のことをあき
らめるようになった」

・余分なものをそぎ落とし、残したものを大切に生きる

・本当に中のいい友人たちと会う時間を増やしたい。何かをするときにも誰か
に会うときも、いつも「これが最後」という気持ちで生活している

・がんになったこと自体に落ち込んだり絶望したりすることはない。一時は
「負けないぞ、たたきつぶすぞ」と思った、がん。今はそっと話しかける。
「おとなしくしていればそのままにしておいてあげるよ。だから暴れないでそ
こにいなさい

・明日がないかもしれないと意識したことで、沢山のことを学んだ。がんにな
らなければ遠回りしてやっとたどりつくような心境にストレートにたどり着
くことができたから

私の場合

・あと1年だよと言われるかも! どうする? 大変だぞ! と自分に言い聞かせ
ているが本当にそう思いきれていない自分もいることを感じている
だからいいのかもしれないが・・・
作家と違ってイマジネーションが弱いからか。極楽トンボか・・

・今は仕事も含めてやることは多い。体力的にも今のところ大丈夫
今後抗癌剤を使うことを考えたら、少し身軽にしたい
やりたいことを絞り込んでいけばいい

・会う人に「これが最後です、最後のつもりでお会いしています」とはいえな
い。片思いでいくか・・
今は「がんです」と言っても、「顔つやがいいですねー」といわれてしまう
もっとやつれるまで「これが最後です」というのは待つことにするか

・大げさでなく、死ぬことを覚悟することが、生き残る力の最大の源ではない
かと思う

おまけ

・新聞記事に「闘病記、ブログなどを検索できるホームページが紹介されてい

「闘病記ライブラリー」「ライフパレット」「TOBYO]

開いてみたらいろいろな闘病の記事がどっさりと掲載されていた
膵臓がんに絞って検索してみたら生々しい記事が眼に飛び込んできた

ページ閲覧数は月間5万件にのぼるとか

「これまでの医学書にはない『病気と共に生きていく』という生活者の視
点が求められている」とあった



2008.10.03:choro
[2008.10.05]
それしかないのですから・・ (長朗)
[2008.10.04]
人生の終焉か! (おちよ)

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