choro note

▼家族旅行 ― @

19,20,21日の三連休は宇都宮にいる長男夫婦のところへ、仙台にいる次男夫婦と一緒に車で行ってきました

黒磯に住んでいる嫁の母親が、10年前に病で倒れた時、見舞いに行きました
そのときに同じ黒磯に住んでいる嫁の姉夫婦がバーベキューでもてなしてくれました
そのとき始めて食べた「しゃも」肉の味がものすごく印象に残っていました

昨年5月私は東北大学病院で膵臓がんの手術をしました
その時に宇都宮の息子の家族達と一緒に黒磯から嫁の両親と姉夫婦も見舞いに駆けつけてくれました
病室での会話
「いやーあの時バーベキューでご馳走になった「しゃも」肉のうまかったこと。もういちど食べてみたいもんですね」
「食べに来たらいんじゃないですか!早く元気になって!」

再発率50%といわれている術後1年目をこの5月にクリアーしました
むしょうに、「しゃも」肉食べたい!と思ってしまいました

息子と嫁がすぐに動いてくれました
それで決まった今回の宇都宮行きでした

19日仙台から宇都宮へ行き、息子の家族と合流して(8人乗りの車)黒磯へ
黒磯では朝から総勢8人で待っていてくれました

10年前に味わった「しゃも」肉の味をまた味わうことができました。うまかったこと
私よりも年長の嫁の両親が、隣の県の茨城まで出かけて買ってきてくれた「しゃも」肉です
ありがたく頂戴しました

バーベキュー終了後は、わが家ご一行さん7人はそこに泊めてもらうことになりました
家族、親戚同士の話ははずみました

大学病院の病室で見せた私の顔は、8時間に及ぶ大手術の直後でしたから暗い病人の顔だったと思います
でも今の顔は手術以前よりも元気な顔です

「しゃも」肉を食べたいという思いもありましたが、わざわざ宇都宮から見舞いに来てくれた方々に元気な顔を見せることで、安心してもらいたいという思惑もありました

がんになって、家族や親戚の繋がりの重さとありがたさを強く感じています




2008.07.22:choro

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