choro note
▼新しい斎場にて
90歳になる叔母が亡くなったのでお通夜と告別式に参列しました
最近出来たばかりの新しい斎場でした
建物が新しくなっただけでなく、やり方も新しくなっていました
お通夜と告別式の会食のやり方
結婚式場のような円テーブル
席について目に飛び込んできたのが「食中毒防止のために料理のお持ち帰りはできない」というカード
会食が始まって次々と料理が運び込まれてきてテーブルは料理の山
食べることを強要されているような気分
食べきれないので半分は手付かずのまま
今までの折り詰め式料理の方が良かったのでは
親族でゆっくりお話ができ、余ったものはお持ち帰りできたのですから
食料資源が云々されている今、もったいない話です
告別式に結婚式でよく見られる、故人のスライド上映
それぞれが懐かしい思いで個人を偲びたいと思っているのに、映像で映し出されるとその思いがこわされてしまう感じ
親族でもそう思うのですから、義理で来ている人の眼にはどう映るものでしょうか
スライドは結婚式だけで沢山
祭壇のローソクに若い女性二人がもったいをつけて、点火
結婚式で花嫁花婿がキャンドル点火の際に使用する点火棒のようなもので点火しました
坊さんの前でやりすぎの感
厳粛さのぶち壊し
こんなやりかたでいいのでしょうか
通夜は自宅で親族が夜を徹して語り合う
会食では席を交代しながら多くの人と語り合う
そのほうが故人も喜ぶはずです
全国的な展開されている会社の経営する新サービスかもしれませんがやりすぎです
寂しい味気ないお通や告別式になってしまったような気がしました
2008.06.05:choro
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