choro note

▼映画「最高の人生の見つけ方」

映画館へ行ってびっくり
日曜日ということもありましたが、映画館が満員になったのです

俳優がモーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンの組み合わせだからでしょうか?
末期がんで余命6ヶ月といわれた二人の熟成した老人たちが繰り広げる奇想天外な物語が面白いからでしょうか?

二人の熟成した男が病室をともにします
一人は勤勉実直な自動車整備工カーター(モーガン・フリーマン)、一人は大金持ちの凄腕実業家エドワード(ジャック・ニコルソン)
二人を結びつけたのはお互いに人生の期限を言い渡されたこと
そして自動車整備工が書いた棺おけに入る前にやっておきたいことを書き出した“棺おけリスト”

棺おけリストに二人は書きました
「スカイダイビングをする」「ライオン狩をする」「世界一の美女にキスをする」などなど

二人は実業家のお金を使い、自動車整備工は家族の反対を押し切って、リストに書いたことを実現するために世界を舞台にして飛び回ります

二人の熟成した名優がかもし出す演技の魅力
気の利いたセリフの数々

映画のパンフにありました
夢をあきらめ続けた男が、最後に見つけた幸せとは?
望むものは何でも手に入れてきた男が、本当に欲しかったものとは?
人生を悔いなく、楽しく生きるのに、遅すぎることなど決してない。
残された時間が長くても、短くても、最高の人生を生きるのはあなた自身

私は5年前に前立腺がんをやり、昨年膵臓がんになりました
膵臓がんはたちの悪いがんといわれ、5年生存率は20%以下だそうです

下手をすると残された時間が残り少なくなります
今、自分は何をすればいいのか、何をしたいのか、・・・・考えます

先日あるところで術後1年たって思うことと題してお話しました

いい父親、いいおじいちゃん役はやらない
これからは自分がやりたいことをやって生きていきたい
ゴールに向かって走る姿をみていてほしい・・・と

自動車整備工の熟成者は家族の反対を押し切って実業家と飛び回ります

その旅も終わりを迎え、整備工は家族の元に帰ります

その晩整備工は久しぶりに奥さんの腰に手を廻します
奥さんは「何年ぶりかしら」といいました

その会話が二人で交わした最後の会話となりました

※「腰に手を廻します」では誤解を招きます
ということで翌日の「舌足らずでなく、指足らず・補足」を御覧になって
下さい




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