choro note

▼術後1年経って

膵臓がんの手術をしたのが5月1日
退院したのが14日でした

1年が経ちました
12日月1度の外来診察日でした
当日の血液検査では腫瘍マーカーなどの異常はなし
問診、触診などでも特になし。いたって健康
終わったあと撮影したCT検査の結果は6月に説明の予定

問診中の医者との会話
「1年で再発する率はどれくらいですか」「膵臓がんの場合約50%です」
「5年生存率はどれくらいでしょうか」「膵臓がんは質の悪いがんといわれ、17%くらいです」
「これからどうすればいいのでしょうか」「今のペースを崩さないでいってください。マーカーに変化がでれば、抗癌剤投与を検討します」

▲先日スカイプを使っての「しゃべり場」で話した内容は下記のとおりです

『術後1年にして思うこと、
さー!残された命をどう使おうか』

T:この1年間の思い

(1) がんについて

1)がんの怖さを認識している
いつ転移・再発するかもしれないという恐怖を抱えている
2)がんに対する考え方と対応の仕方 
○ ストレス対策 〜 仕事継続  家族関係改善  好きなことをやる  
  ● Cnetとのつながり 〜 「生き死」のことを書いたり話したりできる仲間

(2)意識が変わった

1)生きていることのありがたさを大切に
2)平均寿命まで生きたい
     死ぬことや死んだあとの事 〜 余命を宣告されたときに考える!
3)点の積み重ねが線になる 〜 毎日毎日を大事にして生きていく

U:残された命をどう使おうか

● できるだけ「生きている」という実感をつかみながら毎日をすごした
い(感 動 のある毎日)   
(1)残された時間が少ないということを再認識

● リセットでなく、今まで培ってきたものを見直して、その中か『「今」
を生き切る力』を見出していく

(2)家族関係を大事に

良き父親像、おじいちゃん像よりも、人生を最後まで走りきろうとする姿
を保てる熟年者像

(3)社会とのかかわりを持つ

○ 具体的にはキャリアの道を究めていく方向

● キャリア→個人を強くする〜個人を通して組織、社会に対して関心を
も ち働きかける   
▲ 信条  「世直し→ 余直し(自らの成長)」

   @ Cnetとのかかわり  3つの課題(共がく、共ゆう、共どう)がうまく
いくように新たな役割を見出して貢献したい(知識や情報面)
A メンタルケアとキャリアカウンセリングのドッキングを模索する(中高
年齢者優先)
B Cnet以外での実践の場を作る 

(4)遊び、趣味を深める

● 加齢に伴い、成長、発達 上昇志向だけでは無理があるのではないか
下降志向 〜 苦手意識がある  →  中庸を目指す
      
「結び」
「かわいげのあるお年寄りになろう」

2008.05.18:choro

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