choro note

▼春麗ら

ここ5年間の春の季節は私にとって魔の季節でした
前立腺がん、脳梗塞、蜂窩織炎、そして昨年の膵臓がんと5年続いて2週間以上の入院でした
ちょうど桜の咲くころと重なりましたので花見はできませんでした

2度あることは3度あるということで、脳梗塞の翌年は「今年は大丈夫だよね!」と子供達から確認の電話をもらいました
体調すこぶる好調でしたので「今年は大丈夫だよ!」と返事をした直後に、タイヤ交換した際にタイヤを脛にぶつけてしまいました
それが蜂窩織炎の原因となったのです
近くの整形外科に行きましたら、即刻入院を宣告され「東北公済病院」へ送り込まれてしまいました

6年目にしてようやく「春麗ら」を満喫することができました
今年は無事でした
花見を3回しました
女房と仙台市内の西公園と船岡城址跡、私ひとりで秋田の千秋公園の桜です

今年はその延長でゴールデンウイークを楽しむつもりです
昨日は24日オープンしました名取の「伊達もん市場」と開店したばかりのイタリア料理店「Primo」へ行ってきました
「Primo」は友人の息子が一人前の料理人になり自宅の隣に開店したのです

今日は川崎の「みちのく湖畔公園」へ女房と行ってきました
花と景色の美しさに感動し、静寂さのなかでの鳥の声を楽しんできました

今まで味わえなかった「春麗ら」のどかさを堪能してきました
春の季節、5年間も続けて入院生活を余儀なくされた者が味わえる「春麗ら」でした

生きている喜びにつながっていきました

2008.04.30:choro

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