choro note

▼「自己理解」にこのごろ思うこと

私も長い間「自己理解」と言う言葉に悩まされつづけてきた一人です。
現役時代の社内研修で、また何か機会あるごとに「自己理解」と言う言葉に出会ってきたような気がします。

私がもっともこの言葉にショックを受けたのは57歳で「肩たたき」に遭遇したときです。
そのときは確か「自立してください」とこの「自己理解をしましょう」でした。

私は腹が立って「何て身勝手な、手前味噌なことを言うんだろう」
としか思えませんでした。そしてその思いは今も消えることはありません。

求職期間中にも講師の先生がおっしゃっていました。
「失業期間が長いと充電の時間ではなく放電の時間になりますよ」今は「即戦力」「エンプロイヤビリティー」が求められているんです。そして、そのためには「自己理解」が重要です。
私にはこれらの言葉が「自己理解」どころか「脅し文句」にしか聞こえませんでした。

このような体験から今、私は自分自身のメンタルヘルスを修業中です。

こころとからだが疲れ切って不健康になっているとき「自己理解」など出来るはずがなかった・・・と言う自分自身の反省をこめて。

●2008.08.25
●畑山良四郎
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