choro note
▼やはり遠隔転移であった
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長朗が持ちかけてくれたがん賭博にかんさやくさんがのってくれて、こんなふうに楽しく語れることはいいですね。長朗の提案もいいのですが、私の願いはこんなふうです。 少し長くなりますが、日本で先駆的に訪問看護に携わっている山形県寒河江市出身の宮崎和加子さんの講演で、水俣病の看護を一番熱心にやってきた看護師さんががんに罹り、余命3カ月と宣告されたことを知り、宮崎さんはすぐ飛んでいって、「水俣病の看護について書きましょうよ。あなたが残さなかったらあんなに頑張った水俣病の看護は消えてしまうよ。」と。すぐは返事がもらえなかったそうだが、宮崎さんと一緒に書くと言うことで3ヶ月で仕上げることにしたそうだ。大抵1年はかかるところを出版社に無理を言って特急便で…。それはその看護師さんの退職会もしていなかったので、3ヶ月後にその会と本の出版記念を兼ねてすると決めたそうだ。宮崎さんは寝て食べる以外は本の作成に没頭し、九州を往復したそうだ。そして、見事出来上がりみんなを呼んで会を開き、本をお披露目したとのこと。彼女はその間必死で本の作成に心を傾けていたためか余命はどこへやら今も元気だそうだ。 長朗もいろいろな療法を前向きに試みているからがんも飛んでいきそうだが、長朗からいつもたくさんのことを学ばせていただいている身としては形に残してほしいなあと願うのだがどうだろう?
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