3年生の総合はふるさと学習です。地域の先生に学ぶシリーズ第3回の今回は羽前成田駅に向かいました。今回の地域の先生は齋藤理喜夫さんです。「羽前成田駅前おらだの会」代表でもあります。以前、学校に来ていただいたときに、「今年は成田駅開業100年の記念の年で『駅の絵展』や『駅前看板』などにご協力をお願いしたい」とのことでした。そこで提案したのは、その思いをぜひ子供たちに直接語ってくださいということでした。それが実現しました。しかも学びの場はその駅の中です。羽前成田駅は当時の姿を残した木造の駅で、文化庁の登録有形文化財にも指定されています。その駅舎100年の歴史の中でおそらく初めてであろう出来事もありました。羽前成田駅の歴史などを説明する際に、PCからプロジェクターで画像を大きく映し出して学習会を行っていただきました。古い木造の場所で、最新の技術とのコントラストも趣がありました。暑い日でしたが、建物の中は田んぼからの風が吹き抜けてとてもさわやかでした。一生懸命学ぶ子供の姿に地域を担うたくましさも感じました。齋藤先生ありがとうございました。